obedience [心の栄養]
もし父親と母親に、お互いの忠実さと譲り合う心がないなら、
自分の子供たちに忠実を要求するのは、
かなり勇気が要ることでしょう。
今日、わたしたちが抱えている家庭生活の多くの問題は、
ここから出ていると思います。
(女子パウロ会刊「マザー・テレサ日々のことば」より)
Meaning-Bookには「忠実」とは
「真心を持って仕えること、務めること」とあります。
忠実とは寄り添い仕え合うことなんですね。
聖書にも
「もしあなたがわたしの道を歩み
わたしの務めを守るなら
あなたはわたしの家を治め
わたしの庭を守る者となる。
わたしはあなたがここで仕える者らの
間に歩むことを許す。(ゼカリヤ書/ 03章 07節)
ここで言う「庭」を「家庭生活」と解釈すれば分かり易いです。
「使えるひと」は人間関係の上下や才能、技量などが関係しますが
「仕えるひと」は無報酬で、誰にでも役立つことができます。
食事をいただくときに、食事の準備をしてくれ人に
真心を込めて「いただきます」「とても美味しかったです。ごちそうさまでした」
という感謝の言葉も「忠実」に入ると風太郎は思います。