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良妻(2) [心の栄養]

13 優しい妻は夫を喜ばせ、

彼女の賢さは夫を健やかにする。


14物静かな妻は主からの賜物、

賢い妻は何ものにも比べられない。


15しとやかな妻は優しさにあふれ、

彼女の慎みは計り知れないほど貴重なものだ。


16主のおられるいと高き天に輝く太陽のように、

よく整えられた家にいる妻は美しい。


(旧約聖書シラ書26章13~16節)



三十余年前、フランク永井「おまえに」の甘い歌声が連日ラジオや

テレビから流れていました。
優しい妻は黙っていても、夫の全てを察しています。



「おまえに」作詞 岩谷時子

そばにいてくれる だけでいい
黙っていても いいんだよ
僕のほころび ぬえるのは
おなじ心の 傷をもつ
おまえのほかに だれもない
そばにいてくれる だけでいい

そばにいてくれる だけでいい
泣きたい時も ここで泣け
涙をふくのは 僕だから
おなじ喜び 知るものは
おまえのほかに だれもない
そばにいてくれる だけでいい

そばにいてくれる だけでいい
約束をした あの日から
遠くここまで 来た二人
おなじ調べを 唄うのは
おまえのほかに だれもない
そばにいてくれる だけでいい

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良妻 [心の栄養]

1良い妻を持った夫は幸福である。

彼の寿命は二倍になるだろう。


2 しっかり者の妻は夫を喜ばせ、

彼は平穏無事に生涯を送る。


3 良い妻はすばらしい賜物。

主を畏れ敬う者に与えられる賜物である。


4 その人は豊かなときも貧しいときも心楽しく、

顔つきはいつも晴れやかだ。


(旧約聖書シラ書26章1~4節)



村田英雄の「王将」が頭に浮かびました。

(二)
あの手この手の 思案を胸に
やぶれ長屋で 今年も暮れた
愚痴も言わずに 女房の小春
つくる笑顔が いじらしい 

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称賛に値する人たち [心の栄養]

称賛に値する人たち
1 わたしを大いに喜ばす三つのもの、
それは主にも人にも麗しい。
仲よく暮らしている兄弟、
友情で結ばれた隣人、
仲むつまじい夫婦。

2 わたしの嫌いな三種類の人、
その生き方にはたまらなく嫌気がさす。
横柄に物乞いをする者、
うそつきの金持ち、
分別を失った、みだらな老人。
旧約聖書シラ書25章1-2節)
みんなから賞賛される人は、神様から祝福され、
逆につまはじきされる人は、神様も忌み嫌うと解釈しました。

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淫らな話 [心の栄養]

13 下品でみだらな話をする癖をつけるな。
そういう言葉を吐くこと自体が、罪なのだから。
14 お前が上に立つ人たちの席に連なるときには、
父と母とを思い出しなさい。
さもないと、彼らの前で我を忘れ、
いつもの癖が出て愚かなふるまいをしてしまう。
そして生まれない方がよかったのに、と思い、
お前は自分の生まれた日を呪うだろう。
15 下品な言葉遣いに慣れきっている者は、
生涯、その癖を直すことはできない。
(旧約聖書シラ書23章-15節)
淫らな言葉が癖にならないうちに言葉を改めなければいけない。
親の前では絶対に言えない言葉でも
他人には恥ずかしがることもなく出てしまうときがある。
そんな時に、相手から注意されると理性が戻り
いかに自分が恥をかいているかと思うと逃げ出したくなる。
下品な話題はしない、その話に乗らないことが大事だと解釈しました。

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心が鈍くならないように注意 [心の栄養]

そのとき、イエスは弟子たちに言われた。


放縦や深酒や生活の煩いで、心が鈍くならないように注意しなさい。


さもないと、その日が不意に罠のようにあなたがたを襲うことになる。

(ルカ21章34節)


浅草山谷の日雇い労働者の中には

その日稼いだ賃金をすべて酒に使ってしまう人がいる。

簡易旅館には500円で止まれる宿もあるのに

それを惜しんで酒に使ってしまう。

夏は商店街のシャッターの隙間からの冷風で

暑さを凌ぎながら店前で寝てしまい、

冬は段ボール箱で囲いを作り、

拾ってきた毛布を掛けて寒さに耐えながら寝る。


商店街だから、何かの都合で人出が欲しい店があるかもしれない。

手っ取り早いのが近辺にいる日雇い労働者だ。

しかし、不意にやってくる朗報も

深酒の虜になっている人は気付かないに違いない。

身体は酔っていても心は覚ましていないと

いけないと思う


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自制(2) [心の栄養]

1 酒におぼれる労働者は、金持ちにはならない。

小さな事を軽んじる者は、次第に落ちぶれる。


2 酒と女は、聡明な人の思慮を奪い、

娼婦におぼれる者は、

ますます向こう見ずな人間となる。


3 腐敗と蛆虫こそ、彼が受け取る分け前、

歯止めのきかない心は、彼を破滅に導く。


(旧約聖書シラ書19章1-3節)



浅草山谷地区は日雇い労働者が多い。

東京にいるとき、山谷地区へちょくちょく飲みにいった。

夕方4時過ぎに店に入り、7時頃には帰る。

というのは、怖いおっさん達や酔っ払いにからまれたりするからである。

日雇い人の殆どは、簡易旅館宿泊料1日2000~3000円で寝泊まりしている。

僕の行きつけの店は「吉田類の酒場放浪記」でも紹介され

小綺麗で料理も美味しいし値段も安い。

2000円以上使うことは殆ど無い。


この店で酔い潰れる人は殆どいない。

なぜなら、酔っ払って他の客に迷惑を掛けそうだと店主が判断したら

それ以上酒類の提供はせず、精算をして出て行ってもらう。

人にご馳走したりおごって貰うのも禁止。


明日の仕事がある人は気分良くして飲食しているが

「明日からまた仕事探しだよ。今日で今までの仕事場は終わりなんだ」

と不安を口にしながら酒を飲んでいる人もいる。

この酒場に来る労働者は、お金を貯める気はない。

心の中に人には言えない暗く重い過去を抱え込んでいるのだろう。


酒で気を紛らわすこともできない、と分ったら

お金を貯めるようになるのだろうか。

 

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自制 [心の栄養]


30 欲望に引きずられるな。

情欲を抑えよ。


31 欲望に身を任せて、好き勝手なことをすれば、

お前は、敵の物笑いの種になる。


32享楽にふけるな。

宴会の費用がかさんで、身を滅ぼしてしまう。


33 借金してまで宴会を開いて、無一文となるな、

お前の財布が空だというのに。

〔お前は、自分で自分を罠に掛けるようなものだ。〕


(旧約聖書シラ書18章30~33節)



宮崎の学校には創設者のチマッチ神父が残した

「己を知り、己に克て」という言葉が

校門の石碑にありました。

自分を知ると言うことは一生の課題です。

今日は自制心を忘れずに過ごしたいと思います。


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贈り物の心得 [心の栄養]

15 子よ、援助をするときには、相手を傷つけるな。

施すときにも、相手をおとしめる言葉を吐くな。


16 朝露は、熱風の季節に安らぎを与えてくれる。

言葉の露は施しよりも、効き目がある。


17 親切な言葉は、高価な贈り物にまさるではないか。

情け深い人は、両方とも備えている。


18 愚か者は、思いやりがなく、小言ばかり言う。

また、恩着せがましい人間の施しには、

だれも目を輝かさない。


(旧約聖書シラ書18章15-18節)



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神の偉大さ [心の栄養]

8 人間とは何者か。その存在の意義は何か。

その行う善、その行う悪とは何か。


9人の寿命は、長くて百年。

〔しかし、永遠の眠りは計り難いほど長い。〕


10 大海の中の一滴、砂の中の一粒のように、

永遠という時に比べれば、この寿命はわずかなものにすぎない。


11 このゆえに、主は、人々に対して忍耐し、

憐れみを彼らに注がれる。


12 主は、人間の惨めな末路を見、知っておられる。

それゆえ、豊かに贖いを与えてくださる。


13 人間の慈しみは、隣人にしか及ばないが、

主の慈しみは、すべての人に及ぶ。

主は、彼らをいさめ、鍛え、教えて、

羊飼いのように、羊の群れを連れ戻される。


14 主は、教訓を受け入れる者に、

また、主の裁きを熱心に待ち望む者に、慈しみを施される。


(シラ書14章8節~9節)



小学生の時に

神父が永遠について話したときに

砂粒が1粒消えるのに数え切れないほどの年数が掛かったら

砂は永遠に消えないと思う。

と言うと

数え切れないというのは限りがある年数なので

いつかは砂粒は消えてしまう。

と神父が答えたのを思い出した。


神様は永遠ですので初めもなければ終わりもありません。

私達の肉体が死んだ後の魂は、天国か地獄で永遠に生きるのです。

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函館朝市どんぶり市場 [旅行]

立待岬から函館の朝市市場に向かった。

北海道に移住する直前に、朝市市場で食べたイカ刺しが忘れられなかったのです。

市電から降りて感じたのは「元気がない」「寂しい」です。

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2時半ごろ到着したので朝市は店仕舞いなのは分かるが、観光客が少な過ぎる。

45年前の夏に同じ時間帯に来た時には、もっと賑わっていた。

どんぶり横丁市場に行ってみた。

横丁という言葉からは「庶民的」「下町」というイメージを浮かべる。

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税別なのでイカ一杯1760円

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税込みで18000円の毛蟹しゃぶしゃぶコース

庶民的な感覚からは離れている気がする

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港には豪華客船飛鳥Ⅱが停泊していた。

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市場で観光客を見かけないということは、飛鳥Ⅱの御客はどこへ行ったのかな……。

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石川啄木一家の墓と立待岬 [旅行]

11月3日に「紅葉を求めて函館へ」の続きです。



ホテルに着いた途端にホテルが気に入ったので、チェックインと同時に妻は連泊を申し込んだ。

フロントの応えは

「明日以降は満室なので約束はできませんが、空き部屋が出たらご練絡をいたします」

翌朝、空き部屋が出たというので、市電で市内を観光することした。

宿泊している湯の川は市電の始発駅だ。

市電に乗り1日乗車券を買う。

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行先は函館どっく前と谷地頭(やちがしら)の2路線で乗ったのは谷地頭行き、

函館どっく前は以前に行ったことがあるので谷地頭に行くことにする。

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停留所を降りると石川啄木一家の墓と立待岬の案内板が見えた。

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立待岬までは1000mの道路標識

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距離は短いが登坂なので疲れる

手すりがついているのは、急な階段で狭いからです

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啄木一族の墓から300m先が立待岬

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向こう岸には五稜郭が見える

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歌碑は風化していて歌詞は読めない

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行き当たりばったりの行きついたのが立待岬は、海も穏やかでさいこ~でした。

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生きているうちに富を活用せよ

生きているうちに富を活用せよ


11 子よ、分に応じて、財産を自分のために使え。

主に対しては、ふさわしい供え物を献げよ。


12 次のことを心に留めよ。

死は必ずやって来る。

しかし、陰府の定めはお前に示されていない。


13 生きている間、友人に親切を尽くしておけ。

できるかぎり手を差し伸べて、援助せよ。


14 一日だけの幸せでもそれを逃すな。

良い楽しみの機会を見過ごすな。


15 お前が苦労して得たものは、他人の手に渡り、

汗の結晶も、くじで分配されてしまうではないか。


16 与えよ、受けよ、心を楽しませよ。

陰府で楽しみをどうして求めえようか。


17 生あるものはすべて、衣のように古びてしまう。

「なんじ、死すべし。」 これは昔からの定め。


18 枝先に揺れる葉も、散ってはまた芽生え出る。

血と肉である人間の世代も、ひとつが終われば、他のものが生まれる。


19 すべての業は朽ち果てて、人は、その業とともに消えて行く。


(シラ書14章11-19節)


16 与えよ、受けよ、心を楽しませよ。
陰府で楽しみをどうして求めえようか。

17 生あるものはすべて、衣のように古びてしまう。
「なんじ、死すべし。」 これは昔からの定め。

18 枝先に揺れる葉も、散ってはまた芽生え出る。
血と肉である人間の世代も、ひとつが終われば、他のものが生まれる。

確かなことは例外なく誰しも「死ぬ」ことです。
死んでからでは与えることも受けることも出来ません。
この世にいる間に、大いに寛容な心を持って困っている人に寄り添い
振り向くことなく与え尽くしなさい。
その善意は次の世代にも受け継がれていく。
ケチな人は世代の人に善意を残さずに孤独のうちに死んで行く。
と解釈しました。

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欲深い人間 [心の栄養]

欲深い人間


3 金に細かすぎる人に、富はふさわしくない。

物惜しみをする人に、金銭は何の役に立つのか。


4 生活を犠牲にしてまで蓄える人は、

他人のために蓄えるようなものだ。

その蓄えで、ぜいたくをするのは他人なのだ。


5 自分を痛めつけて、だれかに楽をさせようとでもいうのか。

その人は決して自分の財産を楽しむことはない。


6 自分のことで物惜しみする人ほど痛ましい者はない。

それこそは、その人の悪の報いである。


7 欲深さを忘れて善を施しても、結局は、その性根を暴露する。


8 欲深な目つきの人間は、蓄財に身を削り、

困っている人から顔を背け、見ぬ振りをする。


9 貪欲な目は、自分の持ち分に満足せず、

蓄財に身を削るという悪は、魂を干からびさせる。


10 蓄財に身を削る者の目は、パンを惜しみ、その食卓は貧しいかぎりだ。



(シラ書14章3-10節)    


欲が深い人の殆どはケチです。

ケチと節約は違います。

ケチは必要を満たすためのお金をケチります。

節約する人は必要なものにはお金を使いますが、余計には使いません。


タイムセールスで割引になった食材を買えば節約になり、家計の足しになります。

ケチはお金が勿体ないので何も買わずに主食だけで済ましたとします。

莫大な財産を残して栄養失調や病気で亡くなったら

遺産は誰かの者に渡ってしまい、

ケチって財産を蓄えたのが無意味になってしまいます。

自分のゆるす範囲内で

満足な生活をすることが大事だと解釈しました。





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幸いな人 [心の栄養]

幸いな人
1 口を滑らすことのない人は幸いだ。

罪を悔やむ思いに苦しめられることがない。


2 良心にやましいことのない人、

希望を失うことのない人は、幸いだ。

(シラ書14章1-2節)



口は災いの元
といいます。
特に重責を担っている人は
慎重に言葉を選ばないと身の破滅を招きます。

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人の顔つき [心の栄養]

人の顔つき
25 心の状態で、人の顔つきは変わる。
うれしい顔にもなれば、悲しい顔にもなる。
26 晴れやかな顔は、良い心の表れである。
(シラ書13章25~26節)
意識して自分の顔を鏡で見ることがある。
なんでこんなつまらない顔をしているんだろう。
なにも難しい顔をする必要が無いのにな。
鏡に向かって微笑んでみた。
すると身体全体に陽が差したように気持ちが明るくなった。
微笑むのにはお金がかからない。
しかめ面をしていると、自分を暗くするし
周囲の人たちも逃げていく。
今日は、顔つきを意識して過ごそう。

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施設に入っている義姉がコロナに感染 [生きる]

一昨日、義姉が入っている介護施設に面会を申しいれた。

電話に応対に出た職員は

「コロナ対策のために今日まで部屋から出させないようにしていますので

明日以降ならば大丈夫です」

そして昨日の返事は

「義姉はコロナにかかっていて当分の間面会できません。

おやつを差し入れしていただいても、医師の食事指導もありますので食べさせることが出来ません。

娘(姪)さんに電話連絡をしても電話に出られないんです」


入浴させる職員がコロナにかかっていたのでので、義姉は濃厚接触者となり

熱があるので、病院で診て貰ったらコロナ感染者だと分ったそうです。

娘宅は、随分前に固定電話を外しているのいで、施設からの連絡は携帯電話でしていた。

何故今回は使われていない固定電話に電話をしたのか、

そしておむつ代も3万円弱と急に3倍以上の金額になっているので、

施設に対する不信感が募っている。


義姉は80代後半の高齢なので心配です。

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権力者とのつきあい [心の栄養]

権力者とのつきあい
9 権力者に招待されたら、一応遠慮せよ。
そうすれば、ますます招いてくれるだろう。
10 深入りするな。深入りするとはねつけられる。
だが、遠ざかっていてもいけない。
忘れられてしまうから。
11 彼と対等に話ができるなどと、思い上がるな。
彼が多くの言葉をかけてくれたからといって、いい気になるな。
はずむ話は、お前を試すためであり、
ほほ笑みながらもお前を探っているのだ。
12 彼は打ち明け話を心にとどめず、情けを知らず、
虐待したり投獄したりすることを意に介さない。
13 お前は、自分の秘密を守り、よくよく用心せよ。
極めて危ない橋を渡っているのだから。
14〔これらのことを聞いたら、眠りから目を覚ませ。〕
(旧約聖書シラ書13章9節~14節)
権力者とお付き合いをしていると
あたかも、
自分も権力者になってしまったような振る舞いをする人がいる。
また、自分は有力者の○○とは友達だとか、遠い親戚だ、学友だと
自慢する人もいる。
しかし、心が通わない権力者は
いざとなれば、12節のような仕打ちをしかねない
ということを肝に銘じておくべきだと解釈しました。;
12 彼は打ち明け話を心にとどめず、情けを知らず、
虐待したり投獄したりすることを意に介さない。

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死の価値 [心の栄養]

19 「これで安心だ。自分の財産で食っていけるぞ」と言っても、

それがいつまで続くのか知るよしもなく、

財産を他人に残して、死んでいく。


20 契約をしっかり守り、それに心を向け、

自分の務めを果たしながら年老いていけ。


21 罪人が仕事に成功するのを見て、驚きねたむな。

主を信じて、お前の労働を続けよ。

貧しい人を、たちどころに金持ちにすることは、

主にとって、いともたやすいことなのだ。


22 主の祝福こそ、信仰深い人の受ける報いなのだ。

主は、幸せの花を、速やかに咲かせてくださる。


23お前はこう言ってはならない。

「今の自分は何の役に立つのだろう。

今後役に立つとしたら、それは何だろう」と。


24 また、次のように言ってもならない。

「今の自分は満ち足りている。

今後どんな災害がふりかかるというのか」と。


25 人は、幸福なときには不幸を忘れ、

不幸なときには、幸福を思い出さない。


26 死に際して、生前の行状に応じて報いることは、

主にとって、いともたやすいことなのだ。


27 不幸に遭うと、すべての楽しみを忘れるが、

人の行いの評価は、その最期に明らかになる。


(旧約聖書シラ書11章19~27節)



19 「これで安心だ。自分の財産で食っていけるぞ」


30年くらい前に

「定年後いくら(お金)あったら、楽に暮らせるかね」

「一億円あれば、銀行の金利もあるので楽な生活ができると思う」

と風太郎は答えた。

すると友人は”極楽とんぼ”だなという顔をしていた。


友人は、風太郎が羨むほどの資産を蓄えたが

脳梗塞で左半身麻痺になってしまい、医療費が大変らしい。

風太郎は、一億円から程遠く

妻の退職金も会社の借金にあてがい、財産をはたいて

北海道に移住し、今は非課税納税の生活者だ。


24 また、次のように言ってもならない。
「今の自分は満ち足りている。今後どんな災害がふりかかるというのか」と。
25 人は、幸福なときには不幸を忘れ、不幸なときには、幸福を思い出さない。
昨年は仮死状態に陥る大手術をしたが
第二の命の誕生を神様から与えられ、感謝の内に生活をしている。

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軽率な判断をするな [心の栄養]

軽率な判断をするな
1 知恵があれば、身分の低い者でも頭角を現し、
高貴な人々と肩を並べることができる。
2 姿形が美しいからといって、人を褒めそやすな。
また、外見によって人を毛嫌いするな。
3 蜜蜂は、羽で飛ぶもののうち小さい方だが、
その作る蜜は、最高に甘い。
4 身に着けている衣服を誇るな。
栄誉を受けるときでも、おごり高ぶるな。
主のなさることは、計り知れず、
その御業は、人々に隠されているからだ。
5 力を誇る多くの支配者が土下座するはめに陥り、
思いもよらぬ者が王冠をかぶることになった。
6 多くの権力者がひどい辱めを受け、
高名な者たちが異国の人の手に渡された。
7 よく調べないうちに、とがめてはならない。
まず、じっくり考え、その後に叱れ。
8 よく聞かないうちに、答えてはならない。
他人の話に割り込むな。
9 自分にかかわりのない事で、人と争うな。
ならず者たちの言い争いに加わるな
 
(旧約聖書シラ書11章1節~9節)
8 よく聞かないうちに、答えてはならない。
他人の話に割り込むな。
風太郎は早とちりする癖がある。
その結果は赤恥をかく。
人の話はゆっくりと聞き、
理解してから答えるべきだと気付いた時には
取り返しがつかないことになっている。
話しをしている最中に割り込んでくる人がいる。
二人きりの話しなので、割り込んでこられると
話しを中断しなければならなかったり
白けてしまう場合もある。
会話に加わって良いか悪いか
判断することが大事だと思います。
 

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謙遜と誇り [心の栄養]

謙遜と誇り
26 仕事をするとき、理屈をこねるな。
困っているとき、見栄を張るな。
27 働いて、すべてに満ち足りている人の方が、
パンを得る手だてを持たず、見栄を張って生きる人にまさる。
28 子よ、慎み深く、自らに誇りを持ち、
自分を、あるがままに、正しく評価せよ。
29 自分自身を汚す者を、だれが正しい人と認めてくれるだろうか。
自分自身を軽んじる者を、だれが重んじてくれるだろうか。
30 貧しい人は、その知識によって尊ばれ、
金持ちは、その富によって尊ばれる。
31 貧しくても尊ばれる人は、富を得れば、
どれほど尊ばれるだろうか。
金持ちでも軽蔑される人は、貧しくなれば、
どれほど軽蔑されるだろうか。
(シラ書10章26節~31節)

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尊敬に値する者 [心の栄養]

尊敬に値する者


19 どんな被造物が尊敬に値するか。人類だ。

どんな人が尊敬に値するか。主を畏れる人だ。

どんな被造物が尊敬に値しないか。人類だ。

どんな人が尊敬に値しないか。掟を破る者だ。


20 仲間の間では、権力のある者が尊敬され、

主の前では、主を畏れる者が尊ばれる。


21〔主を畏れることは、

主に受け入れられることの初め、

強情と高慢は、主に拒まれることの初めである。〕


22 改宗者や外国人や貧しい人、

彼らの誇りは、主を畏れることである。


23 聡明な貧しい人をさげすむのは、正しいことではない。

罪ある人をほめたたえるのは、ふさわしいことではない。


24 地位の高い人や判事や権力者は、栄誉を受ける。

だが、主を畏れる者は、彼らにまさる者なのだ。


(シラ書10章19節~24節)



聡明で尊敬される人は、

自分を無にして神様のみ旨のままに

人間愛に生きる人たちだと解釈しました。

何故なら神様は愛だからです。

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統治者について [心の栄養]

統治者について


1知恵ある統治者は、その民を教育し、

聡明な人の政治は、秩序あるものとなる。


2公務に携わる人たちは、民の統治者に倣い、

町の住民は皆、その首長に倣う。


3教養に欠けた王は、その民を滅ぼし、

実権を握る者の聡明さは、町を立派に築く。


(シラ書10章1節~3節)



組織は統括者によって動いています。

一番小さな組織団体である家庭でも

家長がの下に成り立っています。

家長がだらしがないとその家庭はうまくいきません。



送電線の電線がたるんで見えるのは、

余裕を持たせて繋げないと切れてしまうそうです。

同じ様に統括者はまず自分の心に余裕を持たないと

下の者はバラバラになってしまい

うまく治められないのではないかと

解釈しました。


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人間関係 [心の栄養]

人間関係
10 古くからの友人をなおざりにするな。
彼は、新しい友人に、はるかにまさる。
新しい友は、新しいぶどう酒。古くなるほど、味わい深く飲めるのだ。
11 罪人の成功をねたむな。
彼にどんな破滅が待っているか、お前は知らないのだ。
12 不信仰な人の成功をうらやむな。
彼らは必ず罰せられて陰府に行くものと心得よ。
13 命を奪う力を持つ権力者から遠ざかれ。
そうすれば、死の恐怖におののくことはない。
たとえ彼に近づいたとしても、過ちを犯すな。
さもないと、命を奪われてしまう。
お前は、仕掛けられた罠の間を通り、
町の城壁の上を歩き回っているものと知れ。
14 できるかぎり隣人を見極め、知恵ある人と相談せよ。
15 聡明な人と語り合い、専ら、いと高き方の律法を話題とせよ。
16 正しい人たちと食事を共にし、主を畏れることを、お前の誇りとせよ。
17 職人は、その作品によって称賛され、
知恵ある為政者は、その言葉によって称賛される。
18 口数の多い者は、町中で忌み嫌われ、
口の軽い者は、その言葉によって憎まれる。
(シラ書9章10節~18節)
18 口数の多い者は、町中で忌み嫌われ、
口の軽い者は、その言葉によって憎まれる。
こういう人は、何処にでもいるんですね。
東京にいるときにもそういう人がいて
皆に知らせたいことがあるときには「内緒だからね」と話すと
翌日には概ね周囲に知れ渡っています。
移住してからも、
やはり口の軽い人がいるので用心しながら会話をしています。
こういう人とは警戒しながらの話ししか出来ないのが残念です。

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紅葉を求めて函館へ [旅行]

先月25日に函館へ紅葉を追いかけました。

朝6時の気温はマイナス1度、愛車にたかった夜露は凍ています。

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水滴が凍ています

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斜め前の家の紅葉は終わりかけています

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目指すホテルをPCで検索、1部屋だけ開いていたので即予約

紅葉が目的なのでオロフレ峠経由で向かいます。

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蝦夷富士(羊蹄山)は雪をいただいています。

着いたのは10時半ごろでしたが寒さは感じません。

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洞爺湖も見えます

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因みに昨日洞爺湖からの蝦夷富士。

冠雪が殆ど溶けています

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13時半ごろに丘の駅に到着

函館放面へ行くたびに案内板を見るのですが

行ったことがなく初めてです。

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海を挟んで向かい側に羊蹄山が見えます

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景色がいいので写真におさめるお二人さん

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ここはハーブ鶏の発祥の地だそうです。

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道の駅縄文文化センター辺りから右に曲がり函館へ向かって横断する山道は

紅葉が見事らしいので遠回りします。

しかし、陽が低くなり紅葉は山々の日陰になり、色が濁っていて残念。

道中目が奪われる紅葉がところどころありましたが

往来が激しいのでカメラではなく脳裏におさめてきました。

16時にホテル着。

12階にある温泉は、風防ガラスがないので風が冷たく心地よかったです。

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愚か者と付き合ってはいけない [心の栄養]

17愚か者と相談するな。
彼は秘密を守ることができないのだから。
18内密にすべきことを他人の前で公にするな。
どんな結果が生じるか分からないのだから。
19相手構わず、人に心を打ち明けるな。
また、相手構わず、人から恩を受けるな。
(シラ書8章17節~19節)
風太郎は人をすぐに信用してしまう癖がある。
そのために多額の損をしたことがある。
損ではなく騙されたと言って方が正しい。
騙された風太郎を周りの人たちは
バカだな、何故あんなやつに相談したんだ、と
後から言われた。
負け惜しみではないが
騙すよりも騙された方が良かった
と今は思っている。

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貧しい人と悲しむ人 [心の栄養]

貧しい人と悲しむ人
32 貧しい人に援助の手を差し伸べよ。
そうすれば、お前は豊かに祝福される。
33 生きとし生けるもの、すべてに恵みを施せ。
また、死者にも思いやりを示せ。
34 泣く人と共に泣き、悲しむ人と共に悲しめ。
35 病人を見舞うのをためらうな。
それによって、お前は愛されるようになる。
36 何事をなすにも、お前の人生の終わりを心に留めよ。
そうすれば、決して罪を犯すことはない。

(旧約聖書シラ書7章32節~36節)

 

36節 「何事をなすにも、お前の人生の終わりを心に留めよ。」
自分の人生劇場の幕引きを考えて生活をしなさい
ということだと思います。。
生まれてから死ぬまで生涯お世話になった地球、
そして、生まれてから沢山の人に助け、支えられて、
この世での生活を全うすることが出来たことへの感謝。
「ありがとう!」の謝辞を述べて旅立ちたいです。


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