友人と家族 [心の栄養]
友人と家族
18金のために友を裏切るな。
オフィルの黄金のために真の兄弟を裏切るな。
19賢く良い女をめとる機会を逃すな。
彼女のもたらす喜びは、黄金にまさる。
20誠実に働く召し使いや、懸命に尽くす雇い人を、冷遇するな。
21賢い召し使いを心から愛し、その自由を奪ってはならない。
22家畜がいれば、よくその世話をせよ。
お前の役に立つのだから、ずっと飼い続けよ。
23子供がいれば、彼らを教育し、幼いときから、厳しくしつけよ。
24娘がいれば、その体に心を配れ。
彼女らに甘い顔ばかりしてはならない。
25娘を嫁がせよ。それで大仕事を終えたのだ。
だが、娘は賢い男に嫁がせよ。
26心に適う妻がいれば、彼女を追い出すな。
気に入らない妻には、心を許すな。
27心を尽くして父を敬い、
また、母の産みの苦しみを忘れてはならない。
28両親のお陰で今のお前があることを銘記せよ。
お前は両親にどんな恩返しができるのか。
(旧約聖書シラ書7章18~28節)
保釈者を温かく迎え入れる [生きる]
今日のミサの中で唱える共同祈願の一部です。
過去に過ちを犯した人への偏見や差別を退け、
その新たな歩みを力づけてください。
受け入れる人々の支援の輪が
ひろがっていきますように。
極道者映画では、刑務所から保釈者が出所すると出迎えた仲間が
「おつとめお疲れさまでした!」
とぺこりとする。
組事務所では幹部が労いの言葉を掛けられ、
保釈者ははくが付き、組の一員として残る。
下っ端が保釈されれば、仲間が押しかけ組に残るように誘われ
結局、極道の世界からは逃げられない。
人生の半分以上を刑務所暮らしをしている元暴力団員の某氏は
保釈後は社会に役立つような仕事に就きたい
と願っている。
そのための就活活動を所内でしていますが、思うように行きません。
下記の手紙は教誨師をしている神父に宛てた手紙の一部で、
受刑者は神父をお父様と慕っています。
カトリック信者ではありませんが、
出所後は洗礼を受けたいという願望があります。
受刑者を積極的に雇用している会社を、テレビで観たことあるので
その会社を神父に教え、受刑者が連絡をとりましたが
不採用になりました。
受刑者は、故郷に帰ると昔の人達が訪ねて来るので
故郷には帰りたくないそうです。
昔の人たちが訪ねてくれば、社会に貢献するどころか
反社会的な生活に戻らせてしまいます。
更生した人を幅広く受け入れる社会的な仕組みが望まれます。
悪を行うな(続) [心の栄養]
9次のように言ってはならない。
「神はわたしの数多い献げ物を顧みてくださる。
わたしが、いと高き神に献げ物をささげれば、必ず、受け入れてくださる。」
10ためらいながら祈ってはならない。施しをする機会を逃してはならない。
11心を痛めている人をあざ笑うな。人を低め、かつ高める方がおられるのだから。
12兄弟に偽り事をたくらむな。友人にも、そのようなことはするな。
13どんな偽りも口にしてはならない。
うそが身につくと、ろくなことにはならない。
14長老たちの集いの場では、無駄口を利くな。
祈るときには、くどくどと繰り返すな。
15骨の折れる仕事や、いと高き方が定められた畑仕事を、
嫌ってはならない。
16罪人の仲間に加わってはならない。
神の裁きは速やかに下ることを、心に留めよ。
17どこまでも謙遜であれ。
畏れを知らぬ者には、火と蛆の刑罰が下る。
(旧約聖書シラ書7章9節~17節)
13節 どんな偽りも口にしてはならない。
うそが身につくと、ろくなことにはならない。
政治家が真実を言わずに「記憶にございません」と
政治家が真実を言わずに「記憶にございません」と
言い逃れをしているのを時々耳にします。
表面上は偽りを言っていないが、
聞いている人たちは「偽り者」だと見抜いています。
結果的にろくなことになりません。
悪を行うな [心の栄養]
悪を行うな
1悪を行うな。そうすれば、悪はお前を襲わない。
2不正から遠ざかれ。そうすれば、不正がお前を避けるだろう。
3不正の畑に種を蒔くな。七倍の不正の実を刈り取るだけだ。
4権力の座を、主に乞い求めるな。
栄光の地位を、王に乞い求めるな。
5主の前で、自分の正しさを主張するな。
王の前で、知恵をひけらかすな。
6不正を取り除く力がなければ、裁判官を志すな。
さもないと、権力者の顔色をうかがい、
公平な裁きができなくなる。
7町の住民に対して過ちを犯すな。また、民衆の前で面目を失うな。
8過ちを二度繰り返すな。
一度の過ちでさえ、罰を免れないからだ。
(旧約聖書、シラ書7章1節~8節)
6節の公平な裁判を行わない裁判かもいるようだ。
特に国が関わるは裁判になると
権力者の顔色をうかがったような判決が下されることがある。
判決内容によっては自分の出世が危うくなる可能性があるからだ。
裁判ばかりではない。
上司と部下との諍いでも、義に反する上司の味方をして
同衆を見放す人もいる。
親しい友を得るようにしたいです。
知恵に近づけ [心の栄養]
知恵に近づけ
18子よ、若いときから教訓を受け入れよ。
白髪になるまでに、知恵を見いだすように。
19耕し、種蒔く農夫のように、知恵に近づき、
その豊かな実りを待ち望め。
知恵を得るには、しばらく苦労するが、やがて、その実を味わうだろう。
20教訓を受け入れない者にとって、知恵はなんと忌まわしいことか。
愚かな者は、知恵の中に踏みとどまれない。
21力試しの石のように、知恵は重荷となって彼を苦しめ、
彼はすぐにそれをほうり出す。
22知恵は、その名のとおり奥深く、多くの人にはとらえにくい。
23子よ、耳を傾けてわたしの意見に従え。わたしの忠告を拒んではならない。
24足に知恵の足枷をかけ、首に知恵の首輪をはめよ。
25肩を低くし、知恵を担え。その束縛にいらだつな。
26心を尽くして知恵に近づき、力を尽くして知恵の道を歩み続けよ。
27足跡を追って、知恵を探せ。そうすれば、知恵が見つかるだろう。
しっかりつかんだら、それを手放すな。
28ついには、知恵に憩いを見いだし、
知恵は、お前にとって、喜びに変わるだろう。
(シラ書6章18~28節)
良い知恵を身につけた人は
諍いを起こさないとおもいます。
諍いを起こさないとおもいます。
常に略奪や支配力の虜になっている人たちには
真の喜びは無いと解釈しました。
誠実な友 [心の栄養]
誠実な友
5のどの麗しい声は、友人を増やし、
舌のさわやかな語りかけは、愛想のよい返事を増やす。
6多くの人々と親しく挨拶を交わせ。だが、相談相手は千人のうち一人だけに限れ。
7友をつくるときは、試してからにせよ。すぐに彼を信頼してはいけない。
8都合のよいときだけ友となり、苦難のときには、離れてしまう者がいる。
9また、心変わりして敵となる友もいて、争いでお前が吐いた悪口を暴露する。
10食事のときだけ友であり、苦難のときには、離れてしまう者がいる。
11お前のはぶりがよいと、お前のようにふるまい、
お前の召し使いたちになれなれしくする。
12しかし、お前が落ちぶれると、背を向け、お前の目から身を隠す。
13敵からは遠ざかれ。友達には気をつけよ。
14誠実な友は、堅固な避難所。その友を見いだせば、宝を見つけたも同然だ。
15誠実な友は、何ものにも代え難く、そのすばらしい値打ちは計り難い。
16誠実な友は、生命を保つ妙薬。主を畏れる者は、そのような友を見いだす。
17主を畏れる者は、真の友情を保つ。友もまた、彼と同じようにふるまうから。
(シラ書6章5節~17節)
芥川龍之介の杜子春を思い出しました。
風太郎にも経験があります。
風太郎が困ったときに助けてくれた友が
本当の親友だと苦い経験から学びました。
残秋 [景色]
先週、我が家の周辺を車で回ってきました。
家の近くの川では鮭が恋と産卵場所をさがしています。
登別温泉の大沼はテレビドラマサスペンスものでよく出てくる風景で
沼といっても120度あるらしい。
湯気が立っている。
大沼の上にある山が日和山で
「ひゅう~しゅう~」と噴煙が上がっています。
登別温泉から10km余り離れたところにあるカルルス温泉
園内にはカルルス温泉開拓者たちの石碑がある
鹿の落とし物もあるので足元に注意!
曇り空だったので紅葉の色が沈んでしまい残念
高慢になるな [心の栄養]
高慢になるな
1自分の財産を頼みとするな。
「わたしは、何でも思いのままだ」と言うな。
2本能と自分の力に引きずられ、
欲望のままに生きてはいけない。
3「だれもわたしを支配できない」と言うな。
主は必ずお前に復讐なさるだろう。
4「罪を犯したが、何も起こらなかった」と言うな。
主は忍耐しておられるのだ。
5どうせ罪は贖われるのだからといい気になって、
罪に罪を重ねてはならない。
6「主の憐れみは豊かだから、
数多くのわたしの罪は赦される」と言うな。
主は、憐れみだけでなく、怒りをも持ち、
その激しい怒りは罪人たちの上に下る。
7速やかに主のもとに立ち帰れ。
一日、もう一日と、引き延ばしてはいけない。
主の怒りが、突然やって来て、
裁きの時に、お前を滅ぼしてしまうからだ。
8人を惑わす財産を頼みとするな。
いざというとき、何の役にも立たない。
(シラ書5章1節ー8節)
8節の財産を頼みとするなというのは
五輪関係でいわゆる「わいろ」を受け取った人は
窮地に陥った時に
いかに金品が役に立たないかということを
身をもって示してくれたのではないでしょうか。
正しく行動せよ [心の栄養]
正しく行動せよ
20正しく時を見極め、悪から身を守れ。いたずらに自分を恥じることはない。
21罪をもたらす恥じらいもあり、名誉と尊敬に値する恥じらいもあるのだから。
22自分の気持を裏切ってまで、他人にこびるな。
いたずらに恥じて身の破滅をもたらすな。
23必要なときに発言するのをためらうな。
〔お前の知恵を、見栄のために隠してはならない。〕
24知恵は、言葉によって知られ、教訓は、語る言葉によって理解されるのだから。
25真理に逆らって発言するな。自分の無学を恥じよ。
26罪を告白することを恥じるな。川の流れを無理にせき止めてはならない。
27愚か者の言いなりになるな。権力者にへつらうな。
28真理のためには、命がけで戦え。主なる神も、お前に味方して戦ってくださる。
29軽はずみな口を利くな。仕事を怠けたり、なげやりにしたりするな。
30家の中で獅子のようにふるまうな。
自分の家の召し使いたちを気まぐれに扱うな。
31もらうときに手を出すのなら、返すときには出ししぶるな。
(シラ書4章20節~31節)
悪いことを隠しても、隠しきれるものではありません。
川の流れを無理に堰き止めると、洪水になってしまう。
同様に悪事も隠していると取り返しのつかなくなります。
と26節は言っていると解釈します。
教育する知恵 [心の栄養]
知恵の試練
11知恵は、それに従う子らを高め、これを追い求める者を助ける。
12知恵を愛する者は、命を愛する者。
朝早く起きて知恵を求める者は、喜びに満たされる。
13知恵を得る者は、誉れを受け継ぎ、行く先々で、主から祝福される。
14知恵に仕える者は、聖なる方に奉仕する者。
知恵を愛する者は、主から愛される。
15知恵に聞き従う者は、諸国民を正しく裁き、
知恵に心を向ける者は、安らかに暮らす。
16知恵を信頼すれば、知恵が与えられ、子孫もその知恵を受け継ぐ。
17知恵は、最初、お前を険しい道に連れて行き、
恐れの気持を抱かせて、おじけさせる。
知恵の試練は、お前を激しく苦しめる。
知恵は、お前を信頼するまで、数々の要求を突きつけて、お前を試みる。
18だがすぐに、知恵は再びお前のもとに来て、
お前を喜ばせ、その真意を明らかに示す。
19しかし、お前が道をそれるなら、知恵はお前を見捨て、
お前が破滅していくにまかせる。
(シラ書4章11節~19節)
デジタル大辞泉には知恵について
物事の道理を判断し処理していく心の働き。
物事の筋う道を立て、計画し、正しく処理していく能力。
とあります。
心の働きということは、この世に生まれたときにはすでに知恵があるということになります。
聖書にも「栄光の源である御父が、あなた方に知恵と掲示と霊を与え……」(エフェソス1章17節)
と、知恵は神からの授かりものであると書いてあります。
悪知恵というように、人間は自由意志を持って、善にも悪にも知恵を働かせ
善人にも悪人にもなれる。
知識は人間が学んできたことや、研究してきた蓄積を受け継いできたものだ考えます。
ということは、人間は知恵で知識を働かせ、
この世を住みよくもできるし、住みにくくもできるのではないか
と解釈しました。
施し [心の栄養]
30 水が燃え盛る火を消すように、
施しの業は、罪を償う。
31 好意に報いることは、自分の将来のためになる。
4章
1 子よ、貧しい人の生活を脅かすな。乞い求めるまなざしの人をじらすな。
2飢えている人を悲しませるな。途方に暮れている人を怒らせるな。
3 いらだっている人を更に苦しめるな。乞い求める人に与えることをためらうな。
4 悩んで助けを求める人を拒むな。貧しい人から顔を背けるな。
5 物乞いする人から目を背けるな。お前を呪う口実を彼に与えるな。
6 その人が恨みを込めてお前を激しく呪えば、
造り主は、彼の願いを聞き入れられるから。
7 会堂では、人々から好意を持たれるようにせよ。
権威ある者には、頭を低くせよ。
8 貧しい人の訴えに耳を傾け、穏やかにそして柔和に、答えるがよい。
9 不当に扱われている者を加害者の手から救い出せ。
勇気をもって決断せよ。
10 孤児たちに対しては父親のようになり、
孤児たちの母親に対しては、
その夫がするように手助けするがよい。
そうすれば、いと高き方はお前を子と見なし、
母親以上にお前を愛してくださる。
(シラ書3章30節~4章10節)
施しや弱者に寄り添い手助けをする場合には
おごり高ぶらずに遜って
差し上げなさい、ということだと思います。
知恵ある人と愚か者(続) [心の栄養]
20愚か者は、大声で笑い、
賢い人は、笑っても、もの静かにほほ笑む。
21分別ある人にとって、教訓は金の飾り、
右腕にはめる腕輪のようなものである。
22愚か者は、すぐに家の中に入り込むが、
経験に富む人は、門前で遠慮深くたたずむ。
23分別のない者は、戸口から家の中をのぞき込むが、
教養ある人は、外で立って待つ。
24戸口で聞き耳を立てるのは、
教養のない人間のすること、
分別ある人は、それを耐え難い恥と考える。
25他人の唇は、これらのことを語る。
しかし、分別ある人は、言葉を吟味する。
26愚か者の心は口にあり、
知恵ある人の口は心にある。
27不信仰な者がサタンを呪うのは、
自分自身を呪っているのだ。
28告げ口をする者は、自分自身を汚し、
近所の人たちから憎まれる。
(シラ書21章20~28節)
知恵ある人と愚か者を
相対的に書いてあるが
究明してみると
風太郎は、愚か者と知恵ある者の割合は2:8
に過ぎないことがわかりました。
少なくても5:5になるように精進します。
知恵ある人と愚か者 [心の栄養]
知恵ある人と愚か者
11律法を守る人は、自分の思いに振り回されない。
主を畏れることは、知恵に至る。
12賢さに欠ける者には、教育の施しようがない。
しかし、苦さを含む賢さもある。
13知恵ある人の知識は、洪水のようにあふれ、
その勧告は、命の泉のようである。
14愚か者の腹は、壊れた壺のようなもの、
どんな知識もこぼれ出てしまう。
15身を持するに堅い人は、知恵ある言葉を聞くと、
これを称賛し、更に言葉を添える。
放蕩に身を持ち崩す者はこれを聞くと嫌になり、
背後に投げ捨てて顧みない。
16愚か者の解説を聞くことは、
重い荷物を背負った旅のようなもの、
聡明な人の唇から出る言葉は、人の心を喜ばせる。
17集会では、分別ある人の意見が求められ、
人々は、彼の言葉を心の中でかみしめる。
18愚か者にとって、知恵は、
崩れた家のように役立たず、
聡明でない者の知識は、
筋道の通らない話のようにずさんである。
19頭の鈍い者にとって、教訓は足枷、
右手にかけられた手錠のようなものである。
(シラ書21章11~19節)
知恵あるものと
愚か者を
相対的に表現したいます。
謙 遜 [心の栄養]
謙 遜
17子よ、何事をなすにも柔和であれ。
そうすれば、施しをする人にもまして愛される。
18偉くなればなるほど、自らへりくだれ。
そうすれば、主は喜んで受け入れてくださる。
19身分の高い人や著名な人は多い。
しかし、神の奥義は柔和な人に現される。
20主の威光は壮大。主はへりくだる人によってあがめられる。
21お前の力に余ることを理解しようとするな。
また、手に負えないことを探究しようとするな。
22お前のために定められていること、それを熟慮せよ。
お前に示されていないことを知る必要はない。
23できないことに手を出すな。
お前に示されたことは、既に人間の理解を超えたものなのだから。
24多くの者が早合点して道を誤り、
誤った推測で判断をゆがめてしまった。
25目がなければ、光を見ることはできない。
知識がないのに、知ったかぶりをするな。
(シラ書3章17節~25節)
水虫です [健康]
14日に日帰り温泉に行き
その夜に左足に違和感を感じました。
もしかしたら、別れがたい親友がまたまたお出まし……
翌朝起きてみると大当たりでした。
二週間前に右足が水虫になり、温泉はドクターストップだったのですが
治まってきたので自己判断で温泉に行きました。
そうしたら右足に水虫が住み込み、腫れと熱を伴い、歩くのも難儀です。
15日の土曜日に皮膚科に行き、
もし月曜日になっても痛いようでしたら点滴注射しましょう、
と言われましたが、痛みは和らいだので良かったです。
右足の小指は未だ少し痛みますが、
右足はコッペパンのように赤く腫れています。
両親に対する義務 [心の栄養]
両親に対する義務
1子供たちよ、父の戒めに耳を傾け、それを守れ。そうすれば、つつがなく暮らせる。
2主は、子に対する権威を父に授け、子が母の判断に従う義務を定めておられる。
3父を尊べば、お前の罪は償われ、
4同じく、母を敬えば、富を蓄える。
5父を尊べば、いつの日か、子供たちがお前を幸せにしてくれる。
主は、必ず祈りを聞き入れてくださる。
6父を敬う者は、長寿に恵まれ、主に従う者は、母を安心させる。
7〔主を畏れる人は、父を尊び、〕僕が主人に仕えるように、両親に仕える。
8言葉と行いをもって、父を尊敬せよ。そうすれば、父から祝福を受ける。
9父の祝福は、子供たちの家を堅固なものとし、
母の呪いは、子供たちの家の土台を覆す。
10父の名誉を傷つけてまで、自分の栄誉を求めるな。
父の不名誉は、お前の栄誉とはならない。
11父親を敬うこと、これこそ人間の栄誉なのだ。
母親を侮ること、それは子供にとって恥である。
12子よ、年老いた父親の面倒を見よ。生きている間、彼を悲しませてはならない。
13たとえ彼の物覚えが鈍くなっても、思いやりの気持を持て。
自分が活力にあふれているからといって、彼を軽蔑してはならない。
14主は、父親に対するお前の心遣いを忘れず、
罪を取り消し、お前を更に高めてくださる。
15お前が苦難に遭うとき、主は、その心遣いを思い出してくださる。
お前の罪は、晴れた日の霜のように解け去るであろう。
16父を見捨てる者は、神を冒瀆する者、同じく
母を怒らせる者は、主に呪われている者。
(シラ書3章1-16節)
誠実 [心の栄養]
人々の前で己を偽るな。
お前の口を慎むがよい。
高ぶった思いを抱くな。
さもないと、つまずいて恥をかく。
主は、お前の正体を明らかにし、
会堂の中で面目を失わせる。
なぜなら、お前は畏れを持たずに主に近づき、
心は偽りに満ちていたのだから。
(シラ書1章29-30節)
保身のため、またおごり高ぶり
浅い知識を皆の前で言いふらしたあとで
赤恥をかいた経験があります。
忍耐と自制 [心の栄養]
不当な憤りには、弁解の余地がなく、
理不尽な憤りは、身の破滅を招く。
辛抱強い人は、時が来るまで耐え忍ぶ。
耐え忍んだ後には、気分が晴れて壮快になる。
彼は語るべき時が来るまで、口を慎む。
そうすると多くの人々は、
彼の思慮深さを伝え広める。
(シラ書1章22-24節)
周囲に忍耐強く思慮深い人がいる。
けなされても怒らず、黙って聞いている。
その姿を見ていると
けなしている人を諭しているように思える。
やがてけなしている人は口を噤んでしまう。
忍耐と自制心で黙することによって
相手を諭しているのだろうと思う。
安らぎを生む人 [心の栄養]
安らぎを生む人
状況をコントロールし、
相手を自分の思うままに
動かそうとする人の周りには、
いつも緊張が漂います。
状況を受け入れ、
相手の思いを
受けとめようとする人の周りには
いつも安らぎがあります。
片柳弘史著「こころの深呼吸」より
上からの目線で仕事の指図などをされた瞬間に
何だか緊張が走り、気持ちのゆとりが無くなり
仕事そのものが辛くなる。
しかし
温和で柔和な人から仕事を頼まれると
気持ちが先へと先へと進み
頼まれたこと以上のことをしてしまう。
空気がおいしい北海道 [北国での生活]
下記のyahooニュースを読んで心がときめきました。
北海道は日本全道の22%を占めているそうです。
それなのに人口密度は全国の約五分の一。
Gotoトラベルが再開され、既に売り切れの観光地もあるようですが、
北海道は広く、観光地もたくさんあり、今が紅葉の見ごろです。
美味しい空気、紅葉、温泉、実りの秋を楽しみにいらしてください。
なぜ落ちるのか [心の栄養]
なぜ落ちるのか
物が落ちるのはなぜでしょう。
それは、高い所にあるからです。
初めから低い所にあるものは、
決して落ちることがありません。
人間の心にもこの法則が当てはまります。
高ぶった心は落ち込みますが、
へりくだった心は
決して落ち込むことがないのです。
片柳弘史著「こころの深呼吸」より
滝も勢いよく落ちますが
落ちた後は穏やかに海へと流れていきます。
権力とか富は不必要なもの [心の栄養]
大部分の人たちは尊敬に値するものを誇りにしないで、
彼らにとって不必要なもの、
あるいは有害なもの、
つまり、
権力とか富を誇りにしている。
(女子パウロ会刊「トルストイ ことばの日めくり」より)
権力や富を誇りにしている人たちが
国の指導者になれば
国民を破滅に導いてしまうかもしれません。
何故ならば自分の私利私欲しか目先に見えず
国民の幸せを見る目は盲目になっているからです。
稲刈り [田園風景]
一昨昨日、新十津川の別荘に着くと隣の農家の人が稲刈りをしていました。
稲刈りをするコンバインは意外と大きいのには驚きです。
運転席に上がるのも容易ではありません
三笠から国道からそれて開発道路という農道を走ってきたのだが
すでに稲刈りは終わっていた。
来る途中の稲刈りは終っていたと話すると
「この近辺でも殆どの農家は終っていますよ。
昔は10月になると雪が降り始める時もあったので稲刈りは早かったが
今は遅くなったので慌てることは無いと思うのでゆっくりやってます。
周囲の農家は籾のまま農協に入れているが、うちは玄米にして出荷するので
買取り値も少し良い」と話してくれた。
刈り取った米はトラックに積み込み、乾燥機にかけ、
乾燥機にかけると再び稲刈りが始まる。
約8町歩の畑を息子さん一人で刈り取るのですからすごい。
刈り取った後は、来年の為に秋起こしという作業があり
今日雨が降るので昨夜は12時過ぎまでかかって全部終え
今朝は雨の中6時過ぎからブロッコリーの収穫をしていました。
ご苦労されている姿を見ていると、お米一粒も粗末に出来ません。
厚田港朝市で買い物 [北国での生活]
一昨日から新十津川の別荘に来ています。
夕方は寒いのでストーブを点けました。
昨朝、冷え込んではいるが路面凍結の心配ないと判断し
石狩湾の厚田港朝市で買い物してきました。
いつも隣の農家の人にお世話になっているで
水揚げされた鮭をプレゼントしようと六時半に出かけ、七時半に着きました。
会場に着くと、両手にビニール袋にいれた鮭を両帰る人が帰る人が次次と歩いてきます。
もしかしたら、売り切れになってしまったかなと不安げに会場に行くと
フォークリフトが鮭が入った箱をどっさり積んで入ってきました。
鮭の周りには、良い鮭をを買おうとしてすぐさま人だかりが出来、
僕も負けじと押しわけて鮭が入った箱の前に出ます。
鮭と目が合ったのは形も良く見るからに美味しそう。
いつも買うと同時に三枚におろして貰うので、
おろして貰えますかとお願いをすると、
今日はダメ!と断られてしまったので買うのを諦めました。
3連休なので買い物客が多いので無理もないです。
仕方が無いので、捌いた鮭の半身を醤油漬け干した鮭とニシンの開き、
茹でたてで湯気が出ているワタリガニを買い、
水揚げをしている現場に行きました。
水揚げされた鮭をその場で買っていく人も割合と多いですが
水揚げされた鮭を一生懸命に、雄と雌、上等品に選り分けている
漁師さんに声をかける勇気は僕にはありません。
手 [心の栄養]
「手」
人を苦しめる手は
人を苦しめる手は
自らを苦しめる手
人をさばく手は
自らをさばく手
人を悲します手は
自らを悲します手
人を喜ばす手は
自らを喜ばす手となる
河野 進
一日が終わり、自分の手を眺めてみた。
特別良いことをしたわけでもなく
悪いこともしていない。
反省をしていると
こういう過ごし方は虚しさを感じる。
一日 [心の栄養]
「一日」
不平の百日より 感謝の一日を
不平の百日より 感謝の一日を
憎しみの百日より 愛の一日を
失望の百日より 希望の一日を
悪口の百日より ほめる一日を
戦争の百日より 平和の一日を
罪の百日より 赦された一日を
悪魔の百日より 天使の一日を
河野 進
今日一日充足した日を過ごすことが来ますように
病人としての義務を果たす [心の栄養]
人間としての義務を果たすことを妨げるような病気はない。
労力を使って奉仕することができないならば、
愛に満ちた忍耐のお手本を示すことによって奉仕することだ。
(女子パウロ会刊「トルストイ ことばの日めくり」より)
女優であり歌手の本田美奈子さんは
2005年に38歳の若さで急性白血病で亡くなりました。
入院中に看護師への感謝と入院中の患者を元気づけるために
アメイジンググレイスを
病棟で歌っていたそうです。
病魔におかされ苦しいながらも
自分でできる限りの奉仕をしていたのですね。
ぞうきん [心の栄養]
「ぞうきん」
困ったときに 思い出され
困ったときに 思い出され
用がすめば
すぐ 忘れられる
ぞうきんになりたい
河野進
絞るだけ絞られ
擦るだけこすられて
ボロボロになっても
雑巾は捨てられる最後まで従順です。
出会う人に遜り寄り添っていきたいと思います。
平和を求める祈り [心の栄養]
今日は聖フランシスコ(アッシジ)の記念日です。
彼は1181年イタリアのアッシジという町の金持ちの商家に生まれ、
青年時代は放蕩生活にふけっていました。
しかし、ある時にそういう生活に虚しさを感じて遺産相続を放棄し
貧しい人々や病者、弱者に寄り添う生活することになりました。
彼がよく唱えていたことで有名な祈りが下記です
平和を求める祈り
神よ、
わたしをあなたの平和の道具としてお使いください。
憎しみのあるところに愛を、
いさかいのあるところにゆるしを、
分裂のあるところに一致を、
疑惑のあるところに信仰を、
誤っているところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇に光を、
悲しみのあるところに喜びをもたらすものとしてください。
慰められるよりは慰めることを、
理解されるよりは理解することを、
愛されるよりは愛することを、わたしが求めますように。
わたしたちは、与えるから受け、
ゆるすからゆるされ、
自分を捨てて死に、
永遠のいのちをいただくのですから。
今朝も北朝鮮から弾道ミサイルが発射されました。
北朝鮮の言い訳は
自国の自衛のためと言うでしょう。
しかし、武器は自衛の名目で自然を破壊し
人の命を奪います。
武器は分裂をまねくだけで、平和を保てないということを
過去の戦争が物語っています。
「分裂のあるところに一致を」