妻はあきれ顔だった [一日一善]
日本全国米不足。
新米が出始めたが30~40%高の値段、
おまけに「一人一袋」という制限付きの店もあります。

風太郎は9月初めに石狩地方の農家から
お米「ゆめぴりか」を20kg分けて貰いました。
新米はいま収穫中なので、分けて貰うには11月まで待って欲しいという。

帰宅すると
近所の奥さんが10kg分けて欲しいというので分けました。
そして一昨日、母子家庭の家族に10kg分けました。
「本当にいいんですか」と
もうし分けなさそうに千円札3枚財布から出しながら、
奥さんは全身で喜びを表し、感謝しています。
その姿を見ると「分けてあげ良かった」と心が満たされます。
外出中だった妻は在庫しておいたお米を母子家庭に分け与えた、
と言うと呆れた顔をしている。
前にも在庫米を全部分けてしまい、
仕方なく店に高いお米を買いに行ったことがある。
微々たる年金暮らしだが、心だけは豊かでありたいと思う。
最敬礼されました [一日一善]
昨日は、今年初めて洞爺湖へ日帰り温泉に行ってきました。
暖かい日が続いたので道路には雪がなく走りやすかったです。
洞爺湖畔は曇天で雪に覆われていましたが、
その雪を楽しみながら三々五々散歩してる姿は
静けさの中の動で印象的です。


ホテルの御一行様の歓迎看板には日本の団体名は無く、
外国の団体客名だけでした。

温泉から出て脱衣場に行くと、
剃刀で顔を切ったらしくチリ紙で傷を覆って人がいたので
絆創膏をあげましたら帰り際に
「ありがとうございました」と最敬礼をされました。
その途端に照れ臭いのと同時に、心の中がぱぁっと明るくなったのを感じました。
子供の見守り中に、子供たちが急に走り出したりして転んで怪我をする
ことがあるのでいつも持ち歩いていたのが、いま役に立ち良かったです。

たった100メートルだが疲れた [一日一善]
狸小路商店街を7丁目から1丁目まで歩き、またホテルに向かって歩き7丁目商店街を抜けて間もなく、車椅子の人が雪に車を取られ前に進むのに苦労していた。
「押しましょうか」と声を掛けると
「お願いします」というお願いの一言で「よっしゃー!」と押したが
「う~ん?」力一杯押しても、雪のぬかるみにゼンリンの小さな車輪がとられ思うように進まない。
車の椅子の人は風太郎よりも体格が良いせいもある。
へっぴり腰で押し過ぎると、車椅子が前につんのめってしまうので加減が難しい。
雪で滑り脚は後ずさりする。
やっとのことで7丁目のアーケード街まで押していくことができ、お礼を言われ見送ったときには、疲れ切ってしまい、1歩も歩くことができず、ボーゼンとして立っていました。
100メートル余りだが10分近くかかったのではなかろうか?
Googleより拝借して加工しました

雪は軟らかめ

7丁目のアーケード街(1~7丁目がアーケード街)へ向かって押していきます。

後日、教えられたのは
後ろ向きになって大きい車輪を引くようにする。
前輪を浮かして大きい車輪だけで進む。
忘れないようにします。
席をかわる [一日一善]
札幌に行く特急列車で
苫小牧から孫らしい女の子と年老いたご婦人が乗ってきた。
座席はほぼ満席で、二人並んで座れる席がない。
通路を挟んで孫とご婦人は座った。
僕の右隣に座った小学校4年生位の孫娘は、僕が気になるのか何となく落ち着かない。
それでご婦人に席を変わりましょうと言った。
ご婦人は申し訳なさそうに「よろしいですか」と微笑むと席を立った。
孫娘に窓よりに座りなさい、と促したが、孫娘は首を振ってご婦人に窓寄りの席を譲った。
孫娘の顔は軟らかくなり安心した顔になり
リュックから小学生新聞を取り出し、祖母とニコニコしながら話し始めた。
わずかな通路の幅だが二人にとっては、とても広い幅だったに違いない。
苫小牧から孫らしい女の子と年老いたご婦人が乗ってきた。
座席はほぼ満席で、二人並んで座れる席がない。
通路を挟んで孫とご婦人は座った。
僕の右隣に座った小学校4年生位の孫娘は、僕が気になるのか何となく落ち着かない。
それでご婦人に席を変わりましょうと言った。
ご婦人は申し訳なさそうに「よろしいですか」と微笑むと席を立った。
孫娘に窓よりに座りなさい、と促したが、孫娘は首を振ってご婦人に窓寄りの席を譲った。
孫娘の顔は軟らかくなり安心した顔になり
リュックから小学生新聞を取り出し、祖母とニコニコしながら話し始めた。
わずかな通路の幅だが二人にとっては、とても広い幅だったに違いない。
119番に電話してください [一日一善]
夜8時過ぎ買物の帰りでした。女性が道端に座り込んでいたので
「どうしたんですか。」と声をかけた。
すると女性は
「携帯電話を持っていたら119番に電話してください。
買い物に来たんだけれども、具合が悪くなって歩けない」
という。それで慌てて119番に電話をした。
電話に応対した職員は、
「某スーパーマーケットのそばです」と言っても番地を教えてくれという。
夜だし、住居表示がどこにあるかもわからない。それにまだ地域には詳しくない。
女性の方は、ますます具合が悪くなり、横になってしまった。
それを見ているとオレ様もますます慌ててしまいどのようにこの場所を説明していのかもわからない。
妻もも一生懸命になって、住所探してくれたが、見つからない。
押し問答した結果やっと救急車が来てくれた。
女性はその間に電話代をくれようとしたが、
「救急車呼ぶのにお金かからないからいいのですよ」と言って受け取らなかった。
救急隊員は車から降りると女性の方に
「大丈夫ですよ。そのままで結構ですよ。動かないでください。
いま担架を持ってきますから。大丈夫ですよ。心配しないでください。」
大丈夫ですよという声に何となく僕の方も安心した。
頑張れとかそういうことでなく、大丈夫ですよということばは何となく安心感を与える。
良いことばだ。
救急隊員がきたので安心して帰った。
「どうしたんですか。」と声をかけた。
すると女性は
「携帯電話を持っていたら119番に電話してください。
買い物に来たんだけれども、具合が悪くなって歩けない」
という。それで慌てて119番に電話をした。
電話に応対した職員は、
「某スーパーマーケットのそばです」と言っても番地を教えてくれという。
夜だし、住居表示がどこにあるかもわからない。それにまだ地域には詳しくない。
女性の方は、ますます具合が悪くなり、横になってしまった。
それを見ているとオレ様もますます慌ててしまいどのようにこの場所を説明していのかもわからない。
妻もも一生懸命になって、住所探してくれたが、見つからない。
押し問答した結果やっと救急車が来てくれた。
女性はその間に電話代をくれようとしたが、
「救急車呼ぶのにお金かからないからいいのですよ」と言って受け取らなかった。
救急隊員は車から降りると女性の方に
「大丈夫ですよ。そのままで結構ですよ。動かないでください。
いま担架を持ってきますから。大丈夫ですよ。心配しないでください。」
大丈夫ですよという声に何となく僕の方も安心した。
頑張れとかそういうことでなく、大丈夫ですよということばは何となく安心感を与える。
良いことばだ。
救急隊員がきたので安心して帰った。
あの~お名前を [一日一善]
近くのスーパーマーケットの店内広場で、世界から飢餓をなくそう
というNPO法人がキャーンペーをしていたので
買物の帰りに募金箱にお金を入れた。
コトンと音がしたので、募金箱と反対方向を向き作業をしていた職員らが振り向いた。
そのうちのひとりが
「名簿に是非お名前をご記入ください」と署名簿を差し出した。
100円で偉そうに名前などかけるはずがないので遠慮した。
こういうのは、音がしないお金をいれてくるべきだと反省。
というNPO法人がキャーンペーをしていたので
買物の帰りに募金箱にお金を入れた。
コトンと音がしたので、募金箱と反対方向を向き作業をしていた職員らが振り向いた。
そのうちのひとりが
「名簿に是非お名前をご記入ください」と署名簿を差し出した。
100円で偉そうに名前などかけるはずがないので遠慮した。
こういうのは、音がしないお金をいれてくるべきだと反省。
日本語の表現 [一日一善]
昨夜、ホテルの近くにある中国料理を食べに行った。
5日に開店しばかりだという。数人の若手の香港人が店員として働いている。
料理が出てくるたびに、味などの調理具合を聞いてくる。
店の味が気になるらしい。
帰りがけに、献立表のいいたいことは分るが文章の表現がおかしい、
というと、他のひとからもいわれましたが、どこがおかしいか教えてくれない、と
困った様子だった。
20分ほどかけて、文章を訂正した。
「これなら、わたし達もわかります。おれいに今度一杯出します」
と、店長は喜んでくれた。
5日に開店しばかりだという。数人の若手の香港人が店員として働いている。
料理が出てくるたびに、味などの調理具合を聞いてくる。
店の味が気になるらしい。
帰りがけに、献立表のいいたいことは分るが文章の表現がおかしい、
というと、他のひとからもいわれましたが、どこがおかしいか教えてくれない、と
困った様子だった。
20分ほどかけて、文章を訂正した。
「これなら、わたし達もわかります。おれいに今度一杯出します」
と、店長は喜んでくれた。
便所掃除 [一日一善]
24日は38回目の結婚記念日でした。
記念日に何かすることはないかと考えたのが教会の掃除でした。
先週の日曜日のミサ後、掃除のお手伝いを呼びかけていたのを思い出し
教会に行き
「何かお手伝いをすることがありますか」と掃除をしているご婦人に言いますと
「助かります。便所の拭き掃除をお願いします」
教会の掃除をお願いします、という呼びかけだったので祈祷台の掃除などを
想像していたが、信徒会館の便所掃除でした。
雪がパラパラと風で運ばれてくるなかのバケツの水は冷たく
両手は真っ赤になり感覚がなくなりそうです。
いままで何の気なしに気持ちよく使用していた便所は
こういうボランティア活動のおかげだとつくづく感じました。
記念日に何かすることはないかと考えたのが教会の掃除でした。
先週の日曜日のミサ後、掃除のお手伝いを呼びかけていたのを思い出し
教会に行き
「何かお手伝いをすることがありますか」と掃除をしているご婦人に言いますと
「助かります。便所の拭き掃除をお願いします」
教会の掃除をお願いします、という呼びかけだったので祈祷台の掃除などを
想像していたが、信徒会館の便所掃除でした。
雪がパラパラと風で運ばれてくるなかのバケツの水は冷たく
両手は真っ赤になり感覚がなくなりそうです。
いままで何の気なしに気持ちよく使用していた便所は
こういうボランティア活動のおかげだとつくづく感じました。
二善ならず [一日一善]
若い女性が大きなボストンバッグと他に袋を二つ持って改札を通り抜けた。
ボストンバッグは車がついていた。
しかし電車に乗るためには、階段を上らなければならない。
袋は肩にかけて、両手でボストンバッグを階段を一歩一歩昇る。
しかし、これでは乗り遅れると思ったのか、二つの袋を階段上に置き、
また降りてきてボストンバッグを両手で持ち上げてきた。
しかし重たくて思うように昇れない。
すでに階段を昇り、上で見ていた僕は降りて行き手伝った。
危ういところで電車に乗れた。
早い時間はダイヤの間隔が永いので、乗り遅れると20分待たねばならない。
これで一日一善のノルマは果たした。
途中で杖をついた老婦人が乗ってきた。
車内はかなり混雑してきて、席を譲るにも前に人がはだかり
後ろ向きの老婦人に声が掛けられない。
すると前に座っていた青年が素早く老婦人に席を譲った。
その青年は老婦人が座り終わるまで暖かな眼差しで見守っていた。
僕だったら、「どうぞ」と席を譲るだけだろう。
座り終わるまで見守る心を、青年から教えられた。
ボストンバッグは車がついていた。
しかし電車に乗るためには、階段を上らなければならない。
袋は肩にかけて、両手でボストンバッグを階段を一歩一歩昇る。
しかし、これでは乗り遅れると思ったのか、二つの袋を階段上に置き、
また降りてきてボストンバッグを両手で持ち上げてきた。
しかし重たくて思うように昇れない。
すでに階段を昇り、上で見ていた僕は降りて行き手伝った。
危ういところで電車に乗れた。
早い時間はダイヤの間隔が永いので、乗り遅れると20分待たねばならない。
これで一日一善のノルマは果たした。
途中で杖をついた老婦人が乗ってきた。
車内はかなり混雑してきて、席を譲るにも前に人がはだかり
後ろ向きの老婦人に声が掛けられない。
すると前に座っていた青年が素早く老婦人に席を譲った。
その青年は老婦人が座り終わるまで暖かな眼差しで見守っていた。
僕だったら、「どうぞ」と席を譲るだけだろう。
座り終わるまで見守る心を、青年から教えられた。
久しぶりの1善 [一日一善]
約2年前に
「1日1善」を決意した。
1日に1回くらいは意識して「善」を行うことを。
もし出来なかったら、帰り道にタバコの吸殻やゴミを拾って帰る。
簡単なことだから実行。 なんちゃってね。
最初は気を張ってガンバッテいたが、そのうちにその意識が薄れてしまった。
しかし、今日は実行した。
僕の出勤は早い。始業時間の2時間前には会社に着く。
それは、単なるわがままな考えで、混雑が嫌だからである。
早朝は座れ、ゆっくりと新聞がよめる。
しかしわが駅から2駅も都心に近づくと満席状態になる。
満席になった状態で、松葉杖の男性が乗車してきた。
工事現場で怪我をした様子だ。
あたりを見回し、座れないと諦めて扉の手すりにつかまった。
それを見てすかさず
「もしよければ、座りますか?」
新宿終点まで景色を眺めながらタチンボウできました。
下り電車のタチンボウの景色は見慣れていますが、
上り電車の景色は一味違って見えました。
さぁガンバッテしごとをするべ。
「1日1善」を決意した。
1日に1回くらいは意識して「善」を行うことを。
もし出来なかったら、帰り道にタバコの吸殻やゴミを拾って帰る。
簡単なことだから実行。 なんちゃってね。
最初は気を張ってガンバッテいたが、そのうちにその意識が薄れてしまった。
しかし、今日は実行した。
僕の出勤は早い。始業時間の2時間前には会社に着く。
それは、単なるわがままな考えで、混雑が嫌だからである。
早朝は座れ、ゆっくりと新聞がよめる。
しかしわが駅から2駅も都心に近づくと満席状態になる。
満席になった状態で、松葉杖の男性が乗車してきた。
工事現場で怪我をした様子だ。
あたりを見回し、座れないと諦めて扉の手すりにつかまった。
それを見てすかさず
「もしよければ、座りますか?」
新宿終点まで景色を眺めながらタチンボウできました。
下り電車のタチンボウの景色は見慣れていますが、
上り電車の景色は一味違って見えました。
さぁガンバッテしごとをするべ。