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魂の醜さを現世で変える [心の栄養]

ペルシャ人の間にこんな話が伝わっているーー

肉体が死んだあとで魂が天にのぼった。

するとその魂の前に、

からだじゅうの傷に膿がいっぱいたまった、汚らしい、

見るからに醜悪なすさまじい姿のひとりの女が現れた。

「なんだっておまえはこんなところにいるんだ。

どんな悪魔でも顔負けするような、いやらしいむしずの走るような格好をして?」

と魂はたずねた。

「いったいお前は何者だ?」

するとその恐ろしい女は答えたーー

「私はーーお前さんのしたことだよ。」

生活の方向に対する過去の行為の影響がどんなに強くても、

人間は精神的な努力によってそれでもやはりそれを変えることができる。

(ドン・ボスコ社「落ち葉」より)


死によって肉体と離れた魂は
初めて自分の魂に遭います。
まさかこんなに自分の魂がむしずの走るような格好をしているとは……
死んでからでは自分の魂の醜さを治すことはできません。
現世にいる間に
誰が見ても恥ずかしくないような
自分の魂にしたいと思います。

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ゆるし [心の栄養]

「ゆるし」という言葉の漢字表記は二通りあります。

許可の許しと恩赦のほうの赦しです。

普通は許可の許しがもっぱら使われています。

それは人間の行為が良いことか悪いことか二つに一つの選択によるからです。

でも もう一つの赦しは神様が人間に対して、

寛容な大きな愛で全てを受け入れてくださる赦しなのです。

 素直に赦し(許し)を乞える人は、

立場が変わった時、大きな心で相手を赦せる(許せる)人でもあります。

 世界がもしや大きな戦争に向かっているのではと危ぶまれている現代、

人間同士も国家間も、赦し、支え合う心を養って、

平和な世界を希求していくことを切に願い、祈っています。

(心のともしび 村田 佳代子)より


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当たり前 [心の栄養]

当たり前

思った通りにならなければ腹を立て、

思った通りになれば当たり前と

考えてしまいがちなわたしたち。

思った通りにならなくて当たり前、

思った通りになればありがたいと

考えられるようになれば

もっと幸せになるでしょう。

(片柳弘史著 こころの深呼吸)より
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心新たに [心の栄養]

幸せは自分の心の向き具合で決まります。

人はいつからでも歩み直すことが出来ます。

朝を迎える度に、

心新たに感謝一杯で一日を始められる幸いを深く心にとめ、

自分の手を、


足を、


微笑みを、


心を、

良き事のために使っていきたいと思います。

(心のともしび 山谷 えり子)より


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祈りとは [心の栄養]

キリスト者は祈るとき、

いつも静かに座って心を澄ましているかと言えば、

そうではない。

あるときは壁にこぶしを叩きつけながら、

あるときは床を行きつ戻りつしながら祈る。

あるときはヨブのように神と口論し、

あるときはヤコブのように神と格闘をして生涯残る傷を負い、

またあるときは主のみ前でのダビデのように喜びに満ちて踊る。

(クリフォード・ロングレイ)より


祈りは神様との対話でもある。
対話だから喜怒哀楽をあからさまに表していい。
ヨブは神様の言うことを聞かずに自分勝手なことをし

ヤコブは神様と格闘をして脛を折ってしまう。

ダビデは神様に背いては後悔し、

また戦に買った時には着ているのを脱いで喜び踊った。


日本の教会では見なれないが、

韓国のカトリック教会では

泣きながら祈っている人がいた。

韓国の神父が言うには

「泣きながら祈っている人は珍しくない」という。

笑いながら祈っている人はいないと思うが……

神との対話には多額の献金は必要がなく
ありのまま神の前に心を開けばいいんですね。

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命の捧げを受ける [心の栄養]

食事の時に食べたサラダのキュウリがもがれた時、

トマトがもがれた時、

ニンジンが土から抜かれた時。

みんな命を捧げてくれた時なのですね。

お刺身も焼き魚、

煮魚も、

焼き肉もすき焼きも。

海苔もサザエも、

ご飯もパンも。

当たり前の事ですが、

朝から晩まで数え切れない命の捧げの中で支えられ生きているのですね。

生きるということは命の捧げを受けること。

そして命を与えることなのですね。

あなたの喜びと輝きの為にわたしの命が燃え輝くことに深い感謝です。

(心のともしび 林 尚志 神父)


いただきます
ごちそうさま
そして神に感謝
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白髪になっても生き生き [心の栄養]

「白髪になっても、

なお実を結び、

命に溢れ、

いきいきとし」(詩編92・15)

「生涯の日を正しく数えるように教えてください。

知恵ある心を得ることが出来ますように」(同90・12)

聖書が教える祈りの言葉ですが、

この祈りを胸に、

命を大切に、

長寿を全うしたいものであります。

(心のともしび 熊本 洋)より

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勤労 [心の栄養]

勤労、自分の力を鍛錬することは、
人生の欠くことのできない条件である。
人間は自分に必要なことを他人にやらせることはできるけれども、
労働という肉体的要求から自分を解放することはできない。
自分にとって必要な筋のとおった労働しないようになれば、
その人間は不必要で、
愚劣なことにからだを使うようになるだろう。
(トルストイことばの日めくり)より

なすすべき仕事に熱心な人の顔は輝いていて
働いてる姿に隙がない。
学校の授業でもそうだった。
熱心な先生の授業は、受けていて先生の熱意に引き込まれてしまい
いつの間にか終了のベルが鳴る。

やる気のない先生の授業は退屈で眠気がさしてくる。

集中力に欠け、腹の中で「早く終わらないかなぁ」と欠伸が出る。


町内の作業でも
筋が通らないし、分別もつかない指示をする役員がいる。

なぜ役員になったんだ、と聞くと

やる人がいないから仕方なくやっている、という。
仕方なくではなく
いま与えられている立場を利用して
自分を鍛錬すれば、みんなも楽しく作業ができるし
本人も向上心が湧いてくるのではなかろか、と考えてしまう。

与えられている今

この瞬間を愚劣なことに費やさないようにしたいと思います。

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心の壁 [心の栄養]

同居していた夫の両親といざこざが生じた時、

相手を責める前に、

自分の心の壁をとりはずし、

無心な心で接していると、

いつのまにか両親も心の壁をとりはずしてくれていた。

壁というものは気がつかないうちに自分で造って自分で不自由になっている場合が多いことを早く気付くと心が楽だ。

(心のともしび   今井 美沙子)より
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家の扉の鍵は内側から掛ける。
外から掛けることは殆どないと思う。

僕は人と付き合うときに自分の心に鍵を閉めてしまい
相手が僕の心にノックをしても知らんぷりしてしまうことがある。

相手に対して壁を作ってしまったことに

後で気づくと実にきまずい。

自分の心の扉を開いておく。

そうすれば多くの友を得るに違いない。

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誰に知られない善事 [心の栄養]

よいことをするのはうれしいものである。


自分の行った善事が誰にも知られていないことを知ったとき、


その喜びはさらに大きなものになる。


(トルストイことばの日めくり)より




聖書にも

「施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。」
(マタイ6章3節)とあります。


神様は隠れた善事を見ておられる。


それだけでいいのだと思います。

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