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閑散とした温泉街 [悪夢の大停電]

今朝、登別温泉に朝風呂入りに行きました。

入浴客は、地元の人たちなのでいつも通りの込み具合でしたが

温泉街は観光客が一人も歩いていませんでした。

いつもですと、朝の街中をカメラを首にぶら下げて散歩する人、

大きなボストンバッグを引きながらバスターミナルに急ぐ人

お土産屋さんの前には何を買おうかと迷っている人など

街は呼吸し生きていました。

それが人の声が全くしない寂しい朝の風景、

6年前の大停電とは違い、希望の光がか細く見えます。

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お土産屋さんにもバスターミナルにも人影がありません

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3月1日の荒天候 [悪夢の大停電]

朝4時に起きて外を見た。
昨日から天気予報では数年に一度の暴風雪で十分に注意を促しているので
気になっていたのだ。黒いアスファルトが見えていたので、PCのピンポイント天気予報
では終日曇り空という予報が当たり、胸をなでおろした。
しかし、夜が明けるに従いすごいことになってきた。
雪が降るというよりは、横に吹っ飛んでいく感じなのだ。
1日と15日は朝7時から子供見回り隊だが、昨日に続き臨時休校の連絡、
そして各地に停電、列車も運休しているところもあるという。

6時過ぎの玄関前
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吹雪で雪が舞い降り、
障害物の無い路面には雪が無いが小屋は車の周りには積もっている
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裏の家の壁にもべったり
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玄関の扉
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玄関横のインタフォンにもべったり
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11時半に雪が止み気温は0度
風が止み陽が照り始めたので寒くはない
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玄関前は約20cmの降雪
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除雪車が来たのは3時過ぎで、家の前の雪は殆ど解けていました
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吹雪の状態をみて頭を横切ったのは
http://hutarou.blog.so-net.ne.jp/2012-12-27-1
数年に一度の暴風雪は4年に一度なの?



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魂を入れず [悪夢の大停電]

停電から4日目の11頃に我が家に電話したら、
呼び出しているので電気が通じたこと分かり急いで帰宅した。
心配していたほど家の中が冷えていなかったので安心する。
冷凍庫の氷などは解けたのが、再び凍り始めていたので、
冷蔵庫の中のものを捨て掃除をした。

落ち着いてから周囲の人の話しているのを聞いたが、市・北電の対応に憤っていた。
避難所が開設されたのを知ったのは一昼夜開けてからのこと、防災無線での知らせは無く
広報車は27日の夜、避難を呼び掛けていたらしいが、車の走る速度が速く何を言っているのか
分からなかった人が殆どであった。
おまけに寒いので窓を閉めている家が多いので、家の中まで聞こえづらい。
お年寄りは耳が遠いので余計である。
結局、離れて生活している子供や、親戚の電話で避難所を知ったという。
オレ様が28日の13時ころまで留まっていたが、避難を呼びかける防災無線を聞いていない。
市役所前のお店の人も避難所が開設されたのを知ったのは、丸二日たってからだと言うのを
聞いて思わず「本当ですか」と答えてしまった。

避難所に来られない人も多くいる。
町内会の某役員が避難所の炊き出しの係に
「私が責任を持って個別に配りますからお願いします」
それに対して
「ここに来てもらわない人に差し上げることはできません。万が一何かあったらこまりますから」
この返事に某町内会役員は諦めるしかなかった。
車椅子生活のひとがやっと避難所につくと
「車の椅子の人は座ったそのまま寝てください。人出が無いので介添えはできません」
と言われ、デイケアーに電話をして受け入れてもらった。
避難所では寝ることができず、朝昼晩の炊き出しをいただいたら家に帰り寝る。

などなど生死にかかわることなのでこの不満は抑えきれないようだ。
「電気が通ったが、北電は何もしないで全部下請けにやらせたんだろう。
寒いのによく頑張ったよ。節電7%呼びかけているが、
4日間停電したから11月は目標達成したよね」
と言う人もいて、7%節電達成には思わず納得してしまった。

登別市役所職員の8割は仕事をしていないと言う。
少なくても非常時には仕事をしてほしい。
もっと早く、も防災無線や広報車の指示をする人が1人でいれば状況は変わったと思う。

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翌日仮送電線鉄塔に行ってみました。

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朝の温度はマイナス5度、厳しい寒さです。

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避難先から帰宅 [悪夢の大停電]

我が家に電話して、呼び出し音がなっているので電気が通じたことが分かり、
停電から4日目に帰宅しました。
すでに暖房がきいていたので、家に入ってもそれほど寒くはありません。
お店の食料品棚はほとんど停電前に戻っていますが、肉類は種類が多くありません。

公園の桜の木が倒れていて、その先の枝には「来年は元気に咲くぞ!」と芽が出ていました。
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でもこの芽は花を咲かすことはありません。
倒木した桜の木は伐採されたのです。
土は凍っているので、根元から倒れた木を植えることができないのです。
でもこの桜の芽をみていて「がんばれよ!」と言われたような気がして、元気が湧いてきました。
倒壊した送電線の鉄塔は我が家から約2km離れたところですが、
仮送電線が3本建てられていました。

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関係者の皆さまお疲れさまでした。
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停電二日目 [悪夢の大停電]

翌日近所を歩いてみた。
川には白鳥2羽が先遣隊として飛来していた。
停電で気が落ち込んでいるが、白鳥の姿を見ると暴風雪の中
よくいらっしゃいました、と微笑みが湧いてくる。
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テレビのアンテナが折られている家
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有志の青年が自発的に交通整理をしていますが、町中どこにも警察官の姿はありません。
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コンビニに行きましたが、停電で店内は薄暗く、殆ど入荷が無いのか商品の棚には物がない。
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停電は30日までと放送され、明後日までは我慢でき無いと
苫小牧の親類へ避難しました。
苫小牧でテレビを眺めていて、室蘭市を中心にニュースを流していたので、
実際の停電は登別市だと認識をしている人は少ないことが分かりました。
徐々に登別市の送電線が倒壊したのが停電の原因だと放送されると
東京からも心配の電話が入り始めました。
必要なものをすぐ送るから、という内容が多かったですが
まさか「電気を送れ」と言うわけにはいかないですね。
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停電 [悪夢の大停電]

26日のブログで今年はまだ雪が3cmしか降っていないと書いたばかり、
なのに翌日に4時間余りで23cmも降るとは思わなかった。
http://hutarou.blog.so-net.ne.jp/2012-11-26-1

雪かきを10時すぎから始め、11時半に昼飯にした。
昼飯と言っても、今朝食べたパンの残りとサバ缶などを肴に焼酎のお湯割りを飲み
再び雪かきをはじめた。
隣の奥さんが子供たちと出てきて
「送電所が壊れて明日まで停電になりそうなので、これからオムスビなどを買いにいく」
と話しだしたので、オレ様もそれは大変と雪かきを中断してお店に急いだ。
その結果時すでに遅し

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どの店もオムスビやパン、サンドイッチなどはほとんど売り切れ状態。
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アイスクリームなど冷凍庫、冷蔵庫の物は販売していない。
店によってはお客様に無料であげているようだ。

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木々は雪の重みにやっと耐えていた。

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信号は停電なので点いていない。

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雪で動けなくなった車をスコップで雪を跳ねたり押したりして救出し、
何事もなかったように通行人は引き揚げて行く。

食べ物は買うことができず家に帰り、再び雪かきを3時半まで続けた。
太陽電池のラジオにスイッチを入れると、
1時半に登別市は対策本部を設け、5時から市民会館などで避難者を受け入れる、と流れた。
避難所に行くべきか迷ったが、室内は16度あるので
とりあえず今日は我が家で過ごすことにした。

早めの夕飯と言っても、サバ、秋刀魚の缶詰、チーズしかないので、
それを肴に焼酎のお湯割りを飲んでいると
「電気釜は使えないので、急遽プロパンガスでご飯を炊いてオムスビを握ったの。
暗闇で握ったので中に何が入っているかわからないわよ」と
笑いながら近所の奥さんが温かいオムスビと沢庵(まだ凍っていた)を持ってきてくれる。
今日初めて食べる温かいご飯は涙が出るほど嬉しい。

早めに布団に入らないと身体が冷えるので、ペットボトルにお湯を入れて湯たんぽにして
遮光カーテンは閉めずに寝る。
雪の明りがこんなに明るいとは新しい発見だった。
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も~猛暴風雪 [悪夢の大停電]

27日夜半から風が強く家ごと飛ばされそうでした。
夜明けと同時にぼた雪が降りがはじめ、瞬く間に積ってきます。
6時前にお茶を飲もうと薬缶をIHに乗せると、約1秒間停電した。
そして再び6時12分頃20秒ほど停電、そして6時15分に3度目の停電。
この停電が三日間続くとは考えもしませんでした。
その悪夢から1週間がたち、ようやくブログを始める気力が出てきました。

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瞬く間に裏庭の黒い小屋は表面が白に化粧されました。

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窓の縁に着いた雪は重みで垂れてきて、早くも来年の干支 蛇の形。

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止んだので計ってみたら約4時間で23cm降りました。

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隣の家庭菜園のビニールハウスにべったり。

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拙宅に壁に鱗模様。

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近所のアンテナも壊していきました。

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