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ジョーダンを言う暇がない [ジョーダン]

1学期の子供見回り隊も終わり、町内会の役員たちと立ち話をしました。
夏休みに入り少し気が緩んだせいか、軽い冗談などが飛び出して盛り上がりました。
「北海道に住んで気が付いたことだが、北海道人は冗談が通じないね」と
風太郎が言いますと、皆もそれをある程度感じているようでした。
理由は、自分たちの三代前が秋田や青森から来て住み始めた。
本州では生活が苦しいので、口減らしのために北海道に来て
厳寒の中で開墾、厳しい気象条件の中で食べ物を得なければならないので
必死で毎日働いた。
アメリカ合衆国は建国二〇〇年だが、北海道の建国は一〇〇年、
冗談などを言うそんな余裕はなかった。

そして先月オホーツク方面の雄武にいくと、それと同じような話をしていました。
この地域は山形県と宮城県の出身者が多く、やはり口減らしのために北海道に来たという。
本州の田畑は狭いので長男が家を継ぐと、次男や三男は開拓しに北海道に来た。
それから年数を経て、慶事があり本州から兄弟や親せきを呼び
「あの山からこの家までの畑は俺の土地だ」
「嘘をつくでね。こんな広い土地をお前が持てるはずがねぇ」
と喧嘩話になったという、笑えない話を聞かされた。
冗談を言っている暇があったら、土地を耕せということだったようです。
何も知らずごめんなさい。



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ちょっと足りない [ジョーダン]

お店で買い物をし、レジで「480円です」といわれ硬貨で払おうと
小銭袋から全部出したら470円しかなかった。
レジの女性は「ちょっと足りなかったですね」といったので
「そうだね、10円足りなかった。僕の頭はちょっとでなくもっと足りないよ」と
笑いながら1000円札を出した。。
僕のこたえを聞いたレジの女性は、まじめな顔で僕の仕草を細かくみていて
「お金も勘定できるし、買ったものをちゃんと袋に入れられるし、
お客様はぼけていませんよ」と言われてしまった。
つくづく北海道の人は生真面目だと感じた一幕です。
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担担麺とかんたんめん [ジョーダン]

先月のことですが、ゴルフが終わり食事することにしました。
関東では9ホール終わると休憩や食事をするが、
北海道では1ラウンドすなわち18ホール終わってから休憩したり、食事などをする。
麺喰いの風太郎は担担麺を注文した。
間も無く店員が戻ってきて
「今日は担担麺はできないそうです」
「そおうか、残念だ。それではかんたんめんにします」と笑いながら言うと
「か・ん・た・ん・め・ん・ですか?」
店員はそういいながら献立表を眺めたが見当たらないので
「チョットお待ちください。厨房でできるかできないか聞いてきます」
と行きかけたので、同伴者は慌てて引き留めた。
「あのね、たんたんめんかんたんめをひっかけてだ洒落をいったの」
「はぁ?。かんたんめんですよね」
「もういいから、さっき注文したのはなかったことにしてくれ」
といって別なものを注文した。
注文したものを持ってきたときに
「さっきのだ洒落わかりましたか?と店員に聞きましたら、まだ理解できない様子で
戸惑った顔をしていました。
北海道人は本当に真面目なので、だ洒落を言う風太郎は戸惑います。


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北海道のひとは真面目です [ジョーダン]

北海道に移住して6年目に入りましたが、そこで一つ分かったことは
非常に真面目だということです。
洒落やジョーダンはあまり通じません。
たとえば先月教会のバザーがあり、ちょうど交通安全週間中でした。
風太郎は生ビールを注文して飲んでいましたら
「風太郎さん車でいらしのでしょう。ビールを飲んだらだめですよ。
いまは交通安全週間で特に厳しいですよ」
「交通安全週間だからこそ、じゃんじゃん飲んで運転するのさ」
「えっ!そんなこと絶対だめですよ。やめてください。
もし万が一事故を起こしたらどうするんですか?」

相手は顔を真っ赤にして風太郎に怒っています。
「そんなこと冗談に決まっているだろう。
アルコールが入って運転するはずがないでしょう」
お酒を呑んだら運転するな!
を逆説で言ったのですが、いまだに理解されていないようです。

北見、釧路市の人に冗談があまり通じな訳を聴いてみましたら
毎日の厳しい生活に追われ、洒落や冗談を理解する余裕がないので
都会の人ほど、洒落などを言わないということでした。

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北国の女性が肌がきれいなわけは? [ジョーダン]

40年以上前だが、まだ社会人として新人の頃、ある得意先の部長さんから
「なぜ、北国女の人は肌がきれいで美人なのか知っているかい」
と言われ
「知りません」と答えると
「北国では冬の間は雪で車は走りにくいので、車の代わりに馬車が活躍する。
馬は歩きながら雪の上にフンをする。その上にまた雪が降りフンは雪で埋もれてしまう。
春になると、雪が解けてくる。すると雪に埋もれていた馬糞が徐々に現れ、
それが風が吹くと飛んでいき、女性の顔に当たり肌をきれいにするんだ」

この話をついこの間まで半信半疑で信じていたが、北国に住み着いて5年目に入り
ウソであると確信した。
当時部長さんは定年間近で、オレ様は二十歳代だった。
この時期になると思い出すジョーダンだ。

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