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本当の勇気と強さ [心の栄養]

人間はしばしば怒りに屈して、怒りをこらえようとはしないが、


それは怒りの中に何か勇気のようなものが含まれていると考えるからである。


それで、俺は容赦しないで大目玉をくらしてやったなどと豪語する。


しかし、これは嘘である。


怒りに身をまかせない為には、怒りにはいいことなどは何もないし、元々そんなものはあり得ない。


怒りは----力のしるしではなくて、弱さのしるしであることを銘記する必要がある。


怒りに任せて殴り合いをしたり、あるいは弱いもの、女や子供に手を振り上げたり、


あるいは殴る相手が犬や馬である場合でも、


その人間はそうする事によって力ではなく、弱さを示しているのである。 


(トルストイ ことばのひめくり)より


 


柔道、ボクシング、レスリンなど格闘技を習っている人は


それを喧嘩や諍いに使ってはいけないと言います。


それでもし喧嘩などで襲おうてきたら


受け身の術でかわすのだそうで


叩かれても我慢するのは相当な勇気と強い精神力が必要です。


 


無抵抗の民間集合住宅にミサイルを撃ち込む人に


同国のトルストイことばを聞かせてあげたいです。


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