手をつないで生きていく [心の栄養]
人間がバラバラになって生きて行くことを、
どうやら神はお望みにならなかったらしい。
そのために神は人間に、
各自が自分のために必要とするものをお教えにならず、
人間が手をつないで生きていくことをお望みになった。
それで神は人間に、すべての人にとって、
自分のためにもまた万人のためにも必要であることをお教えになった。
「トルストイことばのひめくり」より
動物は握手も出来ないし、手を繋いで和気藹々と歩くことも出来ない。
神様は、
人間はお互いに愛し合い、寄り添い、手を繋ぎ合って生きていくことを
お望みになりました。
もし握手も手を繋ぐこともしたくない人がいる、と思うならば
その人も役目をもって人生を送って居るので、不可欠な人であることを
神様はトルストイを通して諭しているのでは無いかと思います。