真の宗教は幸福を保証する [心の栄養]
この世の生活のみじめさと苦しさの中にあって
唯一の信頼できる慰めは宗教です。
宗教だけは、この世においても来世においても、
わたしたちに幸福を保証してくれます。
わたしたちに幸福を保証してくれます。
ドン・ボスコ社刊「聖ヨハネ・ボスコのすすめ365日」より
この世のご利益追求的な宗教は虚しさを感じます。
それは教祖が単なるこの世の富、勢力争いのために開宗るすからです。
どのような宗教を信じ、その宗教に高価な貢物をしても
この世で目に見える幸福を味わうことができません。
教会やお寺には鐘や鈴がありますが、
僕が考えるには、その鳴り物はいまの自分を気付かせる音、ではないかと思います。
除夜の鐘が鳴るごとに、1年間大病もせずに過ごせた自分。
教会のミサの始まりを知らせる鐘、今日も皆と一緒に祈ることができて喜ぶ自分。
お経の間にお坊さんが叩く鈴の音や太鼓の音は、
天国、極楽にいる亡き人を思い浮かべ、一体となっている自分。
どれも、人さまには見えない幸福です。
宗教を利用して政治に関与したり、富を得ようとするするのは虚しく
真の幸福はないのではないでしょうか。