「生飯」(さば) [心の栄養]
島根県出雲の山の中にある禅寺に高校生の修養会に出掛けました。
お寺の和尚さん達に坐禅・食事・掃除などの指導を受けます。
お寺の和尚さん達に坐禅・食事・掃除などの指導を受けます。
本堂での講話で住職と神父の二人が高校生に向き合います。
もう47年目の学校行事なのです。
もう47年目の学校行事なのです。
食事・精進料理を頂く作法の中で、ひときわ心打たれる作法がありました。
食前のお経の後、
それぞれが自分の食べるご飯から、
先ずこの世の食事が食べられない人々の為に、
箸で一掴み別のお皿に分け置くのです。
お寺の方がそれを集めて行かれます。
食前のお経の後、
それぞれが自分の食べるご飯から、
先ずこの世の食事が食べられない人々の為に、
箸で一掴み別のお皿に分け置くのです。
お寺の方がそれを集めて行かれます。
自分が食べる前に自分の食べる分を食べられない人々の為に分ける。
これは「生飯」(さば)と呼ばれる作法・修行だそうです。
これは「生飯」(さば)と呼ばれる作法・修行だそうです。
高校生の顔が輝いています。
釜ヶ崎で見た現代日本の、
そして世界の現状の扉を開く、
一瞬の光が差し込んで来ました。
(心のともしび 林 尚志 神父)より
釜ヶ崎で見た現代日本の、
そして世界の現状の扉を開く、
一瞬の光が差し込んで来ました。
(心のともしび 林 尚志 神父)より
私が幸せのなかにあっても
困っている人たちのことを忘れることがありませんように