愛について [心の栄養]
人が他人のためにできる最善のことは、
その人の側にいることである。
アダルベルト・シュティフター
(女子パウロ会刊「愛について100の言葉」より)
側にいるというのは、四六時中は離れずにいなさいということではないと思います。
そんなことはできません。
どんなに離れても、気持ちは離れないようにということだと思います。
社会生活で疲れ切ってしまい、どうしたらいいのか判らない時がりました。
起きるのも、外へ出るのも、人に会うのも嫌になり、自分で自分の心を閉ざしていました。
その時に、友人が「なにか俺にできことがある?」声をかけてくれました。
「ううん、べつに」と応えたが、その一言がきっかけで気持ちは開け
悩みで暗闇に陥った自分の足元に灯が灯りました。
友人は、ずうっと寄り添っていてくれていたのです。
だから、短いひと言で僕を立ち直らせることができました。
目に見えない寄り添いは本当に大事です。
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