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人種や国籍の差別を超えて [共同祈願]

(神よ)

すべての人があなたの前で平等であることを悟り、

人種や国籍の差別を超えて協力して行くことができますように。

(教会の祈り「共同祈願」より)

今朝6時に、隣の市にある聖ベネディクト女子修道院でミサに与りました。
アフリカの某国で奉職している韓国人の司祭が、たまたま日本に立ち寄り
説教をしてくれました。
某国は35%がカトリック、65%がプロテスタント、早い話がクリスチャン国です。
平均寿命は40歳、マラリアで亡くなる人も多く、自分も3回マラリアにかかった。
自分は裕福な家庭の生まれではないが、貧乏というのはどういう状態なのか初めて知った。
某国に行きやるべきことは井戸を掘ること、虫が死んでいる泥水をすくい、
虫やごみを除けて飲んでいる人がいる。
そうでなければ、数キロから数10キロ歩いて水を汲んでこなければならない。
その次には学校を建てて勉強を教え、食べ物を与える

夜中に寝ていても、司祭館の戸を叩き
「毒蛇に噛まれた」
「子供が生まれそうだ」
「死にそうな病気にかかっている」
などと起こされ、その度に救急車になり霊柩車にもなる。

私たちは、神様のために働いています。
皆さんのお祈りがなければ困難を乗り越えることができません。
という内容でした。

風太郎は、司祭になりアフリカで子供たちと一緒に裸足で遊ぶのが
希望だったので、とても興味を惹かれました。

家庭を持たず、宗教の勢力を増すためではなく
人種や国籍の差別を超えて、寄り添い助け合っていく姿は説得力がありました。

神よ、どうぞ彼らが奉職を全うできますようにお守りください。



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