恥じる必要のない事柄 [心の栄養]
恥じる必要のない事柄
1 しかし、以下の事柄は恥じる必要がない。
他人の思惑を気にして罪を犯してはならない。
2 いと高き方の律法と契約、不信仰な者への正しい裁きを恥じるな。
3 仕事仲間や旅の道連れと勘定を清算すること、
他の相続人と遺産を分け合うことを恥じるな。
4 秤と分銅とが正確なこと、
収益高の多いこと、少ないこと、
5 商売をして得た利益を恥じるな。
子供を厳しくしつけること、
悪い召し使いのわき腹を血が出るほどに
打ちたたくことを恥じるな。
6 妻が信用できないときは物に封をするのが良い。
人の出入りが多い所では物に鍵をかけよ。
7 物を預ける場合には、数と重さを確認し、収支はすべて書き留めておけ。
8 物分かりの悪い者や愚かな者、
みだらなふるまいをする年寄りを、たしなめることを恥じるな。
そして、お前は真に教訓を身につけた者となれ。
そうすれば、すべての人から称賛を得るであろう。
(旧約聖書シラ書41章1~8節)
1 しかし、以下の事柄は恥じる必要がない。
他人の思惑を気にして罪を犯してはならない。
これは悪いことをした人を注意し、咎めないのは
その人に同調したことになり、同じ罪を犯したことになる、と
言っているのだと思います。
同じ辱めを受けないためにも
悪いことをしている人を見かけたら積極的に注意し、
自らも襟を正して生活をしなければいけない、と解釈しました。
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