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お金が人を支配することが無いように。 [心の栄養]

今日、人間の意志を支配しているのは人間ではありません、

お金です、カネ、金銭が人を支配しています。

しかし、わたしたちの父なる神がこの地を護るように命じたのは、

お金にではなく、わたしたち人間に、です。

この役目はわたしたちに委ねられたのです! 

ところが人間たち は利益と消費という偶像の犠牲になっています。

いわゆる「廃棄文化」ですね。

コンピュータが壊れたら「大悲劇」とされますが、

多くの人の飢餓、窮乏、悲劇は「日常のこと」とされてしまいます。

たとえば、もしある寒い夜、

この近くの大通りの道端で一人の人が亡くなっても、ニュースにはなりません。

世界の多くの地で食べ物が得られない子どもたちがいても、

それはニュースにはなりません。

まるで当たり前のことのようです。そうであってはなりません!

ところが、このようなことは「日常」の枠内に入れられています。

ホームレスの人びとが道端で凍え死んでもニュースにはなりません。

その反対に、幾つかの都市で株価が10ポイント下がったら、

「悲劇」とされます。

このように人びとは、まるでゴミであるかのように、捨てられるのです。

2013年 6月 5日 フランシスコ教皇謁見



今日は1.17阪神淡路大震災が29年前に起こりました。

6434人の方が犠牲になり各地域で追悼式が行われています。

そして、今能登半島地震で日ごとに死者の人数が増えています。

犠牲者の何倍、何十倍もの人が肉親や友人、知人の

かけがえのない命を奪われたことに

深いかなしみにくれています。


この辛い思いを利用している東日本大震災の復興事業社を思い出します。

復興事業の元請は1日当たり3万円、そして2次請けには2万円、

つまりここで1万円の中抜きです。
3次請け社には1万円で請け負わせここでも1万円の中抜き、

そうして現実に現場で働く人たちは5千円だと聞いています。

能登半島地震でも間もなく

民間企業による復興支援事業が始まると思います。

辛い思いをしている人を利用しての

復興支援の資金の中抜きや還流することはやめ

お金に支配されない健全な復興事業が行われることをお願いします。

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