人と人の結びつき [心の栄養]
たとえわれわれがそれを望まないにしても、
われわれはどうしても
自分と人間の全世界との結びつきを感じないわけにはいかない。
自分と人間の全世界との結びつきを感じないわけにはいかない。
産業も、商業も、芸術も、学問もだが、
それに、なによりもまず、われわれの立場の一致、
それに、なによりもまず、われわれの立場の一致、
世界に対するわれわれの立場の一致が、
われわれを結び付けて放さないのである。
われわれがそれを自覚するようになってからの人類の全歴史は、
取りもなおさず人類の運動にほかならない。
この結合はさまざまな方法によって成就されるものであって、
それに反対する人たちですらも、
ひとしくそれにひと役買っているのである。
(トルストイことばの日めくり)より
(トルストイことばの日めくり)より
能登半島地震にたくさんの人が救助に一生懸命です。
海外からも援助の申し出あるあるようで
被災者をひとひとの結びつきが堅固なものにして放さないのです。
ニュースでは80歳代の人が44時間ぶりに
救助されたと報道されました。
寒さと飢え恐怖のなか44時間よく耐えました。
その頑強な精神力に感服します。
救助した人たちに感謝です。
飲料水や食料が行き渡らない箇所もあるようです。
東日本大震災のときに奉仕活動に行きました時に
おむすびが配給になるとまず子供たちを優先させ
残れば大人たちが分け合って食べたそうです。
配る人たちは
町内の役員や消防団活動の人たちが手伝う場合もあるのですが
町内の役員や消防団活動の人たちが手伝う場合もあるのですが
そういう人たちの中には
まず自分の家族や友人、知人を優先に配り
残ったら「今日の分はおわりました」と
自分の倉庫などにしまってしまう人もいたそうです。
自分の倉庫などにしまってしまう人もいたそうです。
こういう人はひとと人の結びつきない人たちです。
一日も早く正常な生活に戻るようお祈りします。