正しく行動せよ [心の栄養]
正しく行動せよ
20正しく時を見極め、悪から身を守れ。いたずらに自分を恥じることはない。
21罪をもたらす恥じらいもあり、名誉と尊敬に値する恥じらいもあるのだから。
22自分の気持を裏切ってまで、他人にこびるな。
いたずらに恥じて身の破滅をもたらすな。
23必要なときに発言するのをためらうな。
〔お前の知恵を、見栄のために隠してはならない。〕
24知恵は、言葉によって知られ、教訓は、語る言葉によって理解されるのだから。
25真理に逆らって発言するな。自分の無学を恥じよ。
26罪を告白することを恥じるな。川の流れを無理にせき止めてはならない。
27愚か者の言いなりになるな。権力者にへつらうな。
28真理のためには、命がけで戦え。主なる神も、お前に味方して戦ってくださる。
29軽はずみな口を利くな。仕事を怠けたり、なげやりにしたりするな。
30家の中で獅子のようにふるまうな。
自分の家の召し使いたちを気まぐれに扱うな。
31もらうときに手を出すのなら、返すときには出ししぶるな。
(シラ書4章20節~31節)
悪いことを隠しても、隠しきれるものではありません。
川の流れを無理に堰き止めると、洪水になってしまう。
同様に悪事も隠していると取り返しのつかなくなります。
と26節は言っていると解釈します。