良いお手本 [心の栄養]
子供たちの道徳教育は一にも二にもよいお手本を示すことにつきる。
よい生活を送ること、すくなくともよい生活を送るように努めることだ。
そうすれば、
あなた方がよい生活を送ることができるようになるにつれて、
子供たちの教育にもよい影響を与えることになるだろう。
(女子パウロ会刊「トルストイ ことばの日めくり」より)
「子どもは親の背中を見て育つ」とよく言われます。
いくら立派な言葉で子供を諭しても、
悪い行いを子供に見られてしまっては、
逆に子供から馬鹿にされてしまうでしょう。
いま新型コロナウィルスで外出自粛、
多人数による会食、故郷への自粛などが要請されています。
しかし、これらを率先して守らなければならない人たちは
よいお手本を示そうとはしないで、
会食などをしている報道があります。
自分の行動が、子供たちだけではなく、
周囲の人たちに影響を与えているということを自覚したいです。
聖書にも、人の行いがいかに重要であるか、以下のように記されています。
人は行いによって義とされるのであって、
信仰だけによるのではありません。
(ヤコブの手紙 2章 24節)