優しとは [心の栄養]
羽振りのいいときだけは相手のそばにいるけれども、
その人の羽振りが悪くなった途端に去っていくような人たちが、
この世の中にはたくさんおります。
相手が挫折したり、失敗したり、病気になったり、悲しい出来事に遭った時こそ、
そばにたたずんで、手を握って差し上げているだけでいいのです。
(渡辺和子著面倒だから、しよう)より
先月友人は内科の手術を受けた。
ベッドに横臥せのままの状態で
しばらくは動いてはだめだと医師に言われている。
看護師が付ききりで、優しいい言葉をかけてくれる。
横臥せなので体の一部がベッドの金具とぶつかり痛くなり
それもしばらくは我慢しなければならない。
友人は僕に
「もし、あの時に優しい言葉と同時に体をさすってくれたら
ベッドでの痛みがどんなに苦痛緩和になったことだろう」と言った。
優しい言葉も大切ですが、
優しく触れ合うことも大切なんですね。