神の中に生きる [心の栄養]
自分の中に神が宿っていることを意識して、
神と共に、
神の中に生きることだ。
そして言葉で神を定義しようなどと試みないことである。
「トルストイことばの日めくり」より
もし、神様を言葉で持って定義出来たら
それは神様ではない。
神様は
人間のちっぽけな頭で考えられるような存在ではなく
人間の言葉では定義できない御方なのです。
信仰ならば定義できるかもしれません。
信仰をもって自分の中に宿っている神様に
問いかけてみてはどうでしょうか。
「あなたはどなたですか?
どうして私の中に宿っているのですか?」
墓石で諸行無常を思う [いろいろな思い]
松前城跡の桜を観てから、来た道と違う道を通て駐車場へ向かった。
右側を見ると日本の種痘の祖「中川五郎治」の墓の案内板があった。
案内板から目をそらすと墓石の哀れな姿が目に入り
中川五郎治の墓に行く気にはなれませんでした。
安政2年と彫られた墓石もあります
瀬戸内寂聴が言っていました。
「お墓は生きている人の自己満足で建てるもので
死んだ人には分からないの。
だからみんな仲良くの合同葬が一番よ」
お参りに来ない墓石の周りには
白い野花が沢山咲いているのを見ると
気持ちが救われます。
墓石が建立された時と
同じ様に咲いているのでしょう。
反対の左側の下には高級武士らしき家形墓のようなのがあり
綺麗に清掃されていますが、寂しい雰囲気です。