詐欺で財産を無くしたご婦人 [いろいろな思い]
知人に詐欺に会い財産の殆どを失くした人がいます。
詐欺にあった人がいると聞いた時に
「もしかしたら、○○さん?」と確かめたら、そうでした。
ご主人を亡くした後、一人息子と二人暮らしだったが息子も亡くなりました。
息子は労災と認定され、生命保険など多額の保険金が入ったようです。
生活も派手になり、洋服店で週一で洋服を新調し自慢していました。
そのご婦人には内緒話は厳禁、
なぜなら翌日には皆に言いふらしてしまうので
鼻つまみになっています。
ある日、そのご婦人に儲け話の電話が入りました。
「今の預金が倍になる」と近所に言いまわっていたので
「やめた方がいい。そんな儲け話などあるはずがない」と周囲の人は忠告しますが
「とても親切で信頼できる」と言って聞く耳を持ちません。
案の定、うまい話を持ち込んだ相手とは音信不通になり
一カ月で財産の殆どを騙し取られてしまいました。
間もなく、別な勧誘の電話があり
「今度の人は誠実で、今までの損金も取り戻してくれると約束してくれました」
と主張し周囲の人の注意を無視しました。
今では、銭湯に行くお金にも困っていると聞いています。
聖書には書いてあります。
事が起こったときに、あなたがたが信じるようにと、
今、その事の起こる前に話しておく。
(ヨハネによる福音書/ 14章 29節)
頑な心ではなく謙虚になることが大切である
と教えられました。