施し [心の栄養]
30 水が燃え盛る火を消すように、
施しの業は、罪を償う。
31 好意に報いることは、自分の将来のためになる。
4章
1 子よ、貧しい人の生活を脅かすな。乞い求めるまなざしの人をじらすな。
2飢えている人を悲しませるな。途方に暮れている人を怒らせるな。
3 いらだっている人を更に苦しめるな。乞い求める人に与えることをためらうな。
4 悩んで助けを求める人を拒むな。貧しい人から顔を背けるな。
5 物乞いする人から目を背けるな。お前を呪う口実を彼に与えるな。
6 その人が恨みを込めてお前を激しく呪えば、
造り主は、彼の願いを聞き入れられるから。
7 会堂では、人々から好意を持たれるようにせよ。
権威ある者には、頭を低くせよ。
8 貧しい人の訴えに耳を傾け、穏やかにそして柔和に、答えるがよい。
9 不当に扱われている者を加害者の手から救い出せ。
勇気をもって決断せよ。
10 孤児たちに対しては父親のようになり、
孤児たちの母親に対しては、
その夫がするように手助けするがよい。
そうすれば、いと高き方はお前を子と見なし、
母親以上にお前を愛してくださる。
(シラ書3章30節~4章10節)
施しや弱者に寄り添い手助けをする場合には
おごり高ぶらずに遜って
差し上げなさい、ということだと思います。
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