ご復活祭で受洗の還暦 [キリスト教に関すること]
今日は復活祭です。
コロナ騒ぎがなければ、
「イースターセール」でデパートや商店街は賑わっていたことでしょう。
世間一般ではキリストの誕生であるクリスマスが有名ですが、
キリスト教では、復活祭が典礼歴の頂点で、
キリスト教徒が、日曜日に教会へ行くのは、イエス様が日曜日に復活なさったからです。
カトリック教会では、約1年キリスト教に関して勉強し、復活祭に洗礼を受ける人が多いです。
しかし、今年はコロナ問題で、2月半ばころから全世界のカトリック教会は公開ミサ、
勉強会などの集会が禁止されましたので、今年の受洗者は僅少だとおもいます。
僕は、60年前の復活祭に洗礼を受けました。
今年で受洗還暦です。
1年間猛勉強しました。
キリスト教の教えを書いた「公教要理」という質疑応答式の本を丸暗記し、
どの質問を出されても答えられるようにしました。
受洗するのには、親の同意、品行方正、キリスト教の教えに熱心であるなどの
条件を満たしたうえで、公教要理の口答試験に合格しなければなりません。
司祭から質問される順番待ちは、一番緊張するときです。
受洗志願者は5人で僕が一番最後、皆は模範解答で合格のようです。
もしも落ちたらどうしようかと緊張が高まり、喉がかわきつばも出てきません。
遂に自分の番が来て、1問目は答えることができホッとしますが
次の質問が待ったなしで飛んできます。
最初の1問目ができたので余裕ができ。頭の中がスッキリしてきたせいか、
5問全部回答出来て合格しました。
聖書の中に真理を探し求めて60年。
私たちは神様の子、だから授かった命を大事にしなければいけない。
自分たちの体を大事にして、神様がこの世に遣わした使命を果たさなければいけません。
その使命の一つが思いやりだと思っています。
ですから不要不急の外出は避け、
周囲の人に迷惑をかけないことが、今は守るべき使命であり真理だと思っています。
受洗時にいただいた聖書、見返し書いたお祝いの言葉
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