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人間としてどう生きるか [心の栄養]

世の中には変えられないものがあります。 変えられるものもあります。 変えられないものは、受け容れる心の静けさserenityがたいせつです。 変えられるものは変える勇気courageが大事で、 その両者を見分ける、discernという言葉を使いますけれども、英知が必要です。
PHP文庫 渡辺和子著「愛と励ましの言葉365日」より

自分が生きている中で変えられないものの一つが「死」。
医学のおかげで多少延命されても、必ずやってくる。
追い払うわけにはいかない。
追い払おうとすればするほど自分が苦しむだけだ。
だからどういう「死」を迎えるかを常に準備する必要がある。

死の恐怖は自分で変えられるのではないかと思う。
2年前に担癌で亡くなった50代の女性は、余命1年と医師から宣告されても
日常生活に変化はなかった。
教会のバザーには手作りの工芸品を出品し、日曜日のミサではオルガン伴奏を
引き受け、誰もが余命1年の命を燃やし続ける女性に胸が打たれた。
彼女は確かな英知の持ち主で、変えられないもの、変えることができるものを
見極めることができたのだ。
風太郎は頭ではわかっているが、いざ自分に降りかかったら自信がない。

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