旅 [心の栄養]
旅
9 旅をした人は、多くのことを知っており、
経験豊かな人は、洞察に富んだ事柄を語る。
10 経験の乏しい者は、わずかなことしか知らない。
しかし、旅をした人は、広い知識を身につける。
11 わたしは旅をして、多くのことを見た。
わたしが悟った事は、語り尽くせない。
12 わたしは死ぬほどの危険に何度も出会った。
しかし、これまでの経験のお陰で助かった。
(シラ書34章9節~12節
神様からこの世に使わされたときから、人生の旅路が始まっています。
先ずは両親から人生路に必要な基礎的なこと学び
幼稚園や学校で人間との繋がりが大切であることを体験します。
生きていく上で大切なことを教えられると
社会人としての長旅がまちうけています。
この長旅は、物見遊山とのんきに構えて居るわけにはいきません。
なぜなら、旅ですからいずれ出発した地点に戻らなければならないからです。
旅から帰ってくるのを首を長くして待っている神様に
喜ばれるお土産をどっさりと持ち帰ることができるように
道中、善行に励む必要があると気付かされました。
あれ!馬小屋にイエス様がいない? [キリスト教に関すること]
今の時期カトリック教会の殆どは馬小屋を飾っています。
しかし、必ずしも飼い葉桶にイエス様がいらっしゃるとは限りません。
それは、まだお生まれになっていないからです。
細かい決まりはありませんので、教会によっては飾ってあるところもあります。
でも24日の夜のミサで全教会が
イエス様のお誕生日をお祝いして飼い葉桶にイエス様を飾ります。
滝川教会もまだイエス様は飾っていませんでした。
もし近くにキリスト教会があったら、
イエス様が飼い葉桶に寝ていらっしゃるかどうか覗いてみては如何でしょう。
マリア様とヨセフ様が見守っています。
羊飼いも生誕を待ち望んでいます
滝川教会の主任司祭は毎年創意工夫し馬小屋の飾り付けをしていています。
去年は100kg近い松やもみの小枝を集めてきて馬小屋を完成させました。
一般のカトリック教会は祭壇の周りには飾りをつけずさっぱりしていますが、
滝川教会の主任司祭は、
その季節に合わせたのを祭壇の前に備えたり、飾ったりします。
例えば収穫の秋の季節にはハロウィーンを兼ねて
ミニカボチャが飾ってありました。
僕がブロッコリーを持って行きますと
「大地の恵み
労働の実り
わたしたちの命の糧となるものです。」
とお祈りをしてブロッコリーを供えました。