賄賂をもらえば理性を失う

旧約聖書コヘレトの言葉に次のように書かれています。 

賢者さえも、虐げられれば狂い／賄賂をもらえば理性を失う。

（7章 7節）

この聖句で思い出したことがあります。

1975年11月25日に作家三島由紀夫は市ヶ谷駐屯地に突入し

バルコニーで演説後自決しました。

この臨時ニュースは市ヶ谷駐屯地の近く曙橋付近で聞きました。

助手席に乗っていた元自衛隊員の社員は

「三島由紀夫は幹部と仲が良いので、ちょくちょくやってくる。

やってくると昼休みであろうと訓練中であろうと、講堂や運動場に集合させられ

そこで三島の演説を聴く」というのです。

彼の父親は千葉県の役人でした。

盆、暮れになると便宜を謀って貰おうとして、沢山の品物が届く。

その度にそれと同じ品物を買って送り主に送り返すので

ボーナス時期になると出費がかさむのでたまらない、

と母親がこぼしていたそうです。

業者からのお祝い品なども

自宅に直に持ってきた場合には絶対に受取らないという堅物の

父親だと自慢していました。

理性を失っているどこかの政治家に聞かせたあげたいです。