忍耐と自制 [心の栄養]
不当な憤りには、弁解の余地がなく、
理不尽な憤りは、身の破滅を招く。
辛抱強い人は、時が来るまで耐え忍ぶ。
耐え忍んだ後には、気分が晴れて壮快になる。
彼は語るべき時が来るまで、口を慎む。
そうすると多くの人々は、
彼の思慮深さを伝え広める。
(シラ書1章22-24節)
周囲に忍耐強く思慮深い人がいる。
けなされても怒らず、黙って聞いている。
その姿を見ていると
けなしている人を諭しているように思える。
やがてけなしている人は口を噤んでしまう。
忍耐と自制心で黙することによって
相手を諭しているのだろうと思う。
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