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不幸を幸せにする [心の栄養]

苦しくてやりきれないとき、

他人や自分がこわくてならないとき、

いろいろな判断や仕事の問題でにっちもさっちも行かなくなったときは、

この世の生活が自分を結びつけてくれている人たちをこれからも愛しつづけていこうと、

自分に言い聞かせるがよい。

そしてそれを実行するように努めることだ。

そうすれば、

なにもかも過ぎ去って、

心が軽くなり、

自分が解放され、

やたらに望んだり、

恐れたりすることはなにもないことがわかるだろう。

「トルストイことばの日めくり 小沼文彦編訳」より


もし突然、原動機付自転車スーパーカブに野営するためのテント、

当分の間の水や食料や金品を渡され日本一周をして来い、

と絶対命令されたら、僕はどうするだろうか。

こんなちっぽけなスーパーカブ、見知らぬ土地でどんな災難に遭うかもしれない。

しかし、絶対命令だらか逆らうわけにいかず、

苦悩の塊を頭にため込みイヤイヤながら行くしかない。

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でも、これから先には見知らぬ人に会え、たくさんの人と語り合えることができる。

そしてまだ見たことのない素晴らしい景色を、自由自在に思い残すことなく観ることができる。

大型自動二輪の免許を持っていても、自転車にも乗れない僕は

原動機付二輪車では一番小さくて、力も弱いスーパーカブは

びくびくしている僕を励まし、ゆっくりと日本一周のお伴をしてくれるだろう、

と発想を転換したら、こんな大きな荷物も愛おしく感じるに違いない。

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病気と友だち、苦悩と友達になると「新世界」になるかも。

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