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無のひと時 [いろいろな思い]

昨日 登別温泉のホテルに日帰り温泉に行った。
30代前半のお父さんが赤ちゃんを大事そうに入ってきた。
赤ちゃんはお湯をかけられ、身体を洗ってもらう間勢いよく泣いている。
浴槽に入りぼくと目が合うと泣き止み、しばし見つめ合う。
浴槽から出ると再び泣き始め、
その泣き声にお風呂に入っている人は顔がほころぶ。
日帰り温泉に来る人は年齢の高い人が多い。
そのお年寄りに微笑みを与えているのだ。

やがて風呂から上がり、赤ちゃんはお父さんから体を拭いてもらったあと
肌が乾燥しないようにいろいろな保湿剤をつけてもらっている間
嬉し泣きかもしれないが大声で泣いている。
しかし、ぼくと顔が合うとすぐに泣き止みニラメッコが始まる。
オムツをして抱っこしてもらうまでの時間は数分だが
その間のニラメッコは「無」の時間だった。

赤ちゃんの顔を眺めていて、純真無垢の意味が少しわかったような気がする。
生後六カ月、間もなく七カ月に入る赤ちゃんに
素晴らしいひと時を貰うことが出来て嬉しかった。

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