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神様が引っぱてくれた [心の栄養]

「神様がこのロープを引っ張ってくれた」


チリの落盤事故救出は世界のひとをくぎ付けにし
喜びと感動に涙が思わず出てきました。
「神様がこのロープを引っ張ってくれた」
救助されたひとりの喜びの言葉でした。
狭い洞窟の中での生活を支えたのは「隣人愛」だったと思います。
自分を犠牲にしても、仲間だけは助けてあげたいという至上の愛。
救出の順番もお互いに優先順位を譲り合い、最後には現場責任者が救助されました。
現場責任者は一人ひとり救助されていくなかで、取り残されていくのは不安があったと思います。
しかし「神様は絶対に見捨てない」というしっかりした信仰心が救ってくれのではないでしょうか。

これの対照的な物語を思い出しました。
芥川龍之介著「蜘蛛の糸」です。
カンダタは、お釈迦さまが垂らしてくださった蜘蛛の糸を必死に登り
下をみると多くのひとがその細い糸に登ってきています。
カンダタはこれでは、糸が切れてしまい自分は再び地獄に落ちてしまうと
危機感を感じ蹴り落とします。
その時に糸は切れてしまいます。

じっくりと考えてみたいと思います。
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