自分の意志と神の意志

自分の意志を神の意志と融合させればさせるほど、
人間の行為はますます堅実なものとなる。
「トルストイことばの日めくり　小沼文彦編訳」より

お互いの意思を融合させるには
「意思の疎通をはかり仲良し」になることが大事だと思う。
合格、就職、結婚、健康、家内安全祈願など神社などのお参りする。
その時に拝む神様と意思の疎通をはかり、親しくお願いしているだろうか。
決められた初穂料が払えず、神社でお祓いをしてもらえなかったという人もいる。
でも、願いは叶えらえる場合もある。
初穂料払っても願いが叶えられなかった時もあるでしょう。
自分の思いが神に聴いてもらえなかった、と落胆する。

自分の親にお願い事をして、すべて叶えてくれただろうか。
他人よりも親密な親でも願い事を全て聞いてくれるとは限らない。
しかし、意思の疎通をはかり、なぜ叶えてくれなかったのか聞くことができる。
親は自分たちの先を読んで判断してくれている、ということが分かれば納得する。

願をかけて叶えられなかったら、
決められた初穂料を収めたのに、
なぜ叶えらないのか神主や祢宜に聞いてみたらどうだろう。
そうして願を掛けた時と同じように、熱心に神に「なぜ、なぜ、どうして」と
聞いてみる。
すると、神様は自分に適した違う道を準備してくださっていることが分る。
神様の意志を知ったときに、生活態度も神様に向いて行くと思う。

親は子供がお金をくれても言うままにならないのと同じように、
神様はお金では願い事を叶えてくれません。
私たちが神様に寄り添う生活をし、謙虚に神に祈るならば叶えてくれる、
と風太郎は解釈する。