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ライバルは「仲間」 [心の栄養]

ライバルと言えば競争相手であり、好敵手です。
しかし英語のRIVALの語源はラテン語のRIVALであって、これは同じ川(river)
の水を共に使う者の意味です。
従って、「仲間、隣人Jという意味がります。
日本語で言えば「同じ釜の飯を食った仲間」となるのでしょうか?

同じ川の水を使っているのだから、その川に毒薬が投げ込まれたら、
ライバルばかりでなしに自分も死んでしまうのです。
だから不必要に競争心をあおってはいけません。
以前、インド人に「うさぎとかめ」の話をしたら、その時、インド人は言いました。
「昼寝ををしているうさぎを起こしてやるのが友情です。
かめには友情がありません。悪いかめです」と怒っていたそうです。

ロサンゼルスのオリンピックで、柔道の日本選手山下康裕は足首をくじいた。
最後の試合はエジプトの代表者とあたり、そして金メダルを獲得しました。
試合が終わって、人々はエジプトの選手に、
「どうして山下選手の弱点をねらわなかったのですか?」と尋ねたとき、
彼は「私の心がそれを許さなかった」と答えました。
皆さん、競争をしても友情を忘れないのが、本当のライバルなのです。

(ドン・ボスコ社刊「落ち葉」)


今日は11月22日、数字のご語呂合わせで「いい夫婦」の日だそうです。
夫婦は生きていくうえで身近なライバルかもしれません。
お互いに罵り合いけり落とすのではなく
良いところを見つめあい、互いに足りないところを支えあい
良い夫婦生活、善い人生を送りたいものです。

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