自問自答 [心の栄養]
自問自答
秋めいてきたこのごろ、空が星いっぱいで輝いていたある静かな夜、
自分自身の心に問いかけました。
私は、抱いている希望のように若く、失望のように老いている。
私の信頼のように若く、疑いのように老いている。
私の心に思えている熱意のように若く、冷淡のように老いている。
口元に浮かぶ微笑みのように若く、ふくれっ面のように老いている。
私の美点のように若く、欠点のように老いている。
私の感嘆のように若く、癖のように老いている。
私の愛情のように若く、恨みのように老いている。
私の優しさのように若く、厳しさのように老いている。
わたくしの喜びのように若く、退屈のように置いている。
そうです、私の心が決めるのだ。
若いか、老いているかを。
私次第です。
体は老いても、心の中はいつも若くありたい……。
(ドン・ボスコ社「落ち葉」より)