相手は自分よりも優れた者

フィリピの信徒への手紙/ 2章 3～７節

何事も利己心や虚栄心からするのではなく、

へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、

めいめい自分のことだけでなく、

他人のことにも注意を払いなさい。

互いにこのことを心がけなさい。

それはキリスト・イエスにもみられるものです。

キリストは、神の身分でありながら、

神と等しい者であることに固執しようとは思わず、

かえって自分を無にして、

僕の身分になり、人間と同じ者になられました。

人は神様の授かりもの、とよく言われます。

それならば人は皆兄弟です。

兄弟姉妹げんかをすれば、親は悲しみます。

その反対に兄弟姉妹が仲良くしていれば、

親は安心して見守ってくれます。

確実に相手は、自分よりも優れたものを持った人です。

謙り相手の優れたものを尊重したいと思います。