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敵を愛しなさい [心の栄養]

(そのとき、イエスは弟子たちに言われた。)
「あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。
しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ
正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。
自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな報いがあろうか。
自分の兄弟にだけ挨拶したところで、どんな優れたことをしたことになろうか。
福音朗読  マタイによる福音書 5:43-47


今日のミサの中で朗読される有名な箇所です。
あなたがたも聞いているとおり、と言うのはイエスが教えを説く前の
ユダヤ教の教えです。
イエスは自分を迫害するためにも祈りなさい、博愛の心をもちなさい。
負の気持ちではなく寛容の心で誰隔たりなく愛しなさい、と教えました。
ユダヤ教の安息日は一切の肉体労働をしてはならず
(今でも厳守し、電気のスイッチを入れることも肉体労働になるそうです)、
イエスは安息日に病人を癒すなどの、つまり立法を守ることは大切だが、
場合によってはそれを超える愛の行為が優先すると説きます。
その積み重ねが長老たちの怒りを買い、ついに十字架の刑に処せらえました。

自分と気が合わない人に出会ったら、進んで挨拶をする一日にしたいです。


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