SSブログ

施しの喜び [心の栄養]

施しの喜び

物はなくても施しはできると仏教でも教えています。
ある経典の中に次の七つの施しが記されています。

その一つは、心の施しである。
温かい心でもって施しはできるといういうこと。

その二は身体、体でもって施せということです。
これは今風に言えば、労働を提供して、相手の役に立つこととでも言えましょうか?

そして三つ目は、言葉をかけてやることにより施しはできる、ということです。
たとえば、落胆している人に励ましの言葉をかける、
本当に喜んでいる人に、「それはよかった」と言うなどです。

四つ目は、穏やかな表情という施しです。
この施しは優しい、にこやかな顔でも施しができるということです。

五つ目が、深い慈悲に輝く優しい眼差しで人に施せ、ということです。

六つ目が泊まる所のない人に部屋を与えて泊めること。

そして、七つ目が、席のない人に座る所を与える施しです。

この七つの施しを無財の施しといいます。
この施しは財を持たない人間にとっては大変ありがたい教えと思い、
どんどん実践してみようと思っています。

これからクリスマスと新年を迎える準備の中で、
何か一つ恵まれない人のために尽くし、施しの喜びを味わいましょう。
施しを乞う人の姿の中に、
神自身がおられると思つて、素通りしないように心がけたい。
「人からしてもらいたいと思うとおりに人に尽くしなさい」
“Do to others as you would others do to you.”

(ドン・ボスコ社「落ち葉」より)
著者はイタリア人のカトリック司祭、来日し中・高等学校長でもありました。
神様の教えを悟るために他の宗教も勉強なさり、寺院にもいかれています。
もうすぐクリスマスです。
風太郎は、施しという言葉になんとなく抵抗がありますが
なにか人に尽くすことがあれば、尽くすことによってお互いに喜びがあればと願っています。


nice!(17)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 17

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0