子どもは、あれが欲しい、あれを買ってとねだります。

買ってあげれば、子どもは嬉しそうな顔をするでしょう。

しかしながら、その嬉しそうな顔を見たいばかりに、我

慢すること、我慢した後で手に入れた時の喜びを子ども

から奪ってはいけないと思います。

          
(PHP文庫刊 渡辺和子著「愛と励ましの言葉366日」より)


親の勝手で子どの喜びを奪ってはいけない。
物をあげたときの子供の喜びは、上辺だけの喜びで本当の喜びではない。
艱難を乗り越えて得たものは、比類がないほど喜びがあり価値がある。
受検で経験なさった方も多いと思う。

振り返ってみて、風太郎が欲しいものを買ってもらった覚えがない。
たぶん買うお金がなかったのだ。
だからかもしれないが、何をもらっても嬉しい。
でも不義理だけは遠慮します。