先日、登別市民会館で歌の散歩道の公開録音が行われた。
出演者は金田たつえ、「小柳ルミ子」「ペギー葉山」の3人。
ラジオ放送30分番組の3本録音である。

小柳ルミ子は生意気な人間だと思っていたが、割合と素直で情にもろいっていうことがわかった。
10年ぶりの新曲で、はりきって最初は B面を歌った。それは亡くなった母親への歌であるらしい。
大震災でなくなった人達と重なり、涙がとまらないようであった。
ディレクターが持ってきたハンカチで顔をぬぐいながら歌い続け A面の歌を歌い終わると、
再びディレクターが出てきて小柳ルミ子と何やら打ち合わせしている。
打ち合わせが終わり、小柳ルミ子は、歌詞を間違えてしまったのでもう一度やり直したいと説明をした。
くれぐれもこのことは他言しないようにと強く「口止め」をされた。
感極まり歌の文句を間違えたらしい。
小柳ルミ子がこんなにデリケートな人間だとは思ってもみなかった。
やはり人間というのは生身に会ってみないとわからないものである。
予定時間は7時40分に終了する予定だったが、終わったのは8時であった。
http://www.nhk.or.jp/r1-night/utasan/index.html