物乞い


28 子よ、物乞いをして一生を送るな。

そうするくらいなら、死んだ方がましである。


29 他人の食卓をもの欲しげに眺める者、

その生き方はまことの人生とは言い難い。

人の食べ物で暮らすなら、彼の性根は腐れきる。

良識と教養を備えた人は、そのような生き方を避ける。


30 破廉恥な者は、物乞いの気楽さを口にするが、

やがて、その腹の中で滅びの火が燃えるのだ。


(旧約聖書シラ書40章28節~30節)



ここで言う物乞いは

十分な資産、生活能力があるのに、

それを惜しんで使わずに、

人様からの援助を受けようとする人だと思います。

こういう人は

自分の持ち物では満足せず、いつも物欲しそうな眼で

人様の持ち物を眺めては涎をたらしているのでは無いでしょうか。


現状で満足することを知っている人は幸せ、だということだと思います。