新型コロナの影響で、
外国人観光団体客、特に中国からの客が激減し宿泊施設は経営難に陥っています。
ついこの間までは観光バスが列をなして、温泉街へ向かっていました。
今では、観光バスの姿、いや観光客の姿も見えません。
僕たちが旅行して宿泊施設を利用して思うことは、
家族・個人旅行は団体客よりも軽視されているということです。
観光バスが到着すると、仲居さんら従業員が最敬礼で出迎え
手荷物を持ったり台車を持ってきたりと至れり尽くせりです。
団体客たちと到着が遭遇した時に
従業員は「台車なら入口の横にあります」と台車の置いてある場所を教えるだけで
「お持ちします」などとは滅多に言われたことがない。
帰るときにも、見送りにはバスが見えなくなるまで手を振っているが
僕たちが帰るときには
「ありがとうございました」の謝辞もないことがある。
そういう時に
「お世話になりました」とわざとらしく言うと、気まずそうに
「ありがとうございました。お気をつけてお帰りください。」
と気まずそうに挨拶する従業員もいます。
新型コロナで、団体客が激減したこの時期に
家族や個人旅行も「大事なお客様」ということを
肝に銘じるいい機会ではないでしょうか。