1死よ、お前のことを思うのは、

なんと苦痛に満ちたことか、

裕福で平穏無事に暮らしている者にとって、

また、心を悩まさず、すべてがうまくいき、

まだ楽しみを味わえる力を持つ者にとっては。


2死よ、お前の宣告はなんとありがたいことか、

生活に困り、力衰えた者にとって、

また、老け込んで、あらゆることに心を悩まし、

頑固になり、忍耐を失った者にとっては。


3死の宣告を恐れるな。

先に死んだ人と、後から来る人のことを考えよ。


4この宣告は生あるものすべてに主から下される。

なぜお前は、いと高き方の御旨に逆らうのか。

お前が十年、百年、または千年生きたとしても、

陰府では、寿命の長さは問題とされない。


(旧約聖書シラ書41章1~4節)



この世で何万年生きたとしても必ず死ぬ。

死後の世界は終わりが無いので死ぬことは無い。

だから限りある人生、生きている間に

死後の世界に「善」という宝を積んで置かなければいけない。

生前から死後の世界へ、沢山の宝を積みましょう。