もし生活が良心とぴったり合致していないならば、

良心は麻痺して生活どおりにゆがめられる。

(女子パウロ会刊「トルストイことばの日めくり」より)

悪いことの第一歩を歩み始めるときには、ものすごい良心との葛藤がある。
しかし、それが2回3回と続くうちに良心の咎めは薄らぎ
それが当たり前になってしまう。
悪い生活に良心を麻痺させないように、と風太郎は自分を戒める。
その初めに深酒はやめよう。