旅というと、

何となく旅程自体に注意が言ってしまうかもしれません。

実際に旅をしているときには夢中なので、私もそうなります。


 人生という抽象的な意味での旅においても、

その時々には目の前にある経験をクリアすることで手一杯でしょう。


 しかし、旅路が終わったときや、

ある節目を向かえたとき、

それまでの経験が心の中で一まとまりになる瞬間があります。


その一つが、帰宅なのでしょう。

(心のともしび  三宮 麻由子)

これから別荘を掃除して帰宅します。
やはり住み慣れている我が家が
心も体も落ち着ちつくということを
別荘に来るたびに認識させてくれます。


五郎の家