戦争は殺人である。


そして殺人を行うために


どんなに大勢の人間が一緒に集まろうとも、


またその人間がどんな?大義名分をとなえようとも、


殺人がやはりこの世で一番よくない罪であることには変わりはない。



政府の権力、


国民を支配し、


租税を課し、


裁判所を設けて罰をあたえる権利が認められる限り、


戦争はけっしてなくならない。


戦争とは、政府の権力の結果にほかならないのである。


(トルストイことばの日めくり)より