わたしは神様の鉛筆です。


 


そのわたしを使って、


 


神様が、ご自分のお望みになることを、


 


お書きになるのです。


 


(女子パウロ会 マザー・テレサ100の言葉より)


 


 




僕たちが移住してきたのは13年前の11月初旬、


引っ越し荷物の整理も付かないうちに雪が降り始めました。


雪除けのスコップを売っている店も分からないので、


家を建ててくれた業者に頼んで買ってきてもらい、雪かきをする。


隣の家との境目迄やり終わったら、


ついでだからスコップひと幅くらいはやってあげようと、隣の家の雪かきをしました。


スコップひと幅の雪かき後を見たら中途半端で納得いかない。


結局隣の家の玄関まで雪かきをしてしまった。


隣の人と顔があった時に、「自分の家の前は気を使わないでください。」と恐縮していた。


それから月日が流れ、今では隣のご主人が我家の駐車場、


前の家の老夫婦が住んでいる家の玄関前で雪かきをして下さいます。


近所の人たちも自分の家の周りだけでなく、


手が空いている時には道路やゴミ集積所周辺の雪かきをします。


これは神様が鉛筆の代わりにスコップを持たせ、


神様がお望みなることをなさったのではないでしょうか。