昨日のホワイトアウトは多くの車を事故に巻き込みました。
そのニュースが報道されたので全国的に「ホワイトアウト」という言葉が
知れ渡ったのではないかと思います。
「ホワイトアウト」に遭遇したのは今回で2回目ですが
北海道に移住するまでは知りませんでした。
最初のホワイトアウト
一生涯に1回遭うか否かの経験を今回で2回もしたことは貴重な経験です。
10日に法事があり、新十津川の別荘に行きました。
連日のように、岩見沢の豪雪をニュースで見ていたので
何処を走るか躊躇していました。
昨日、ホワイトアウトで重多発事故が起きた長沼を通ることも考えましたが
やはりいつもの通り、苫小牧―安平―岩見沢―三笠―新十津川にきめます。
心配した岩見沢は路面に殆ど雪が無く、
140km先の三笠まで順調にきたので昼食兼ねて休憩。
残り40余kmですが、道の駅に入ってくる車の正面が雪で真っ白、
上を見上げれば青空ですが、どこかで吹雪いている証拠です。
新十津川に出発し始めて間もなく、
雪が降ってきて片側二車線の国道が、雪壁が1車線弱占めています。
道幅が狭くなり吹雪で見通しが悪いのに、追い越していく車があり怖いです。
新十津川に行くのには石狩川を渡らなければなりませんので
なるべく走りやすい橋に向かって左に曲がります。
新十津川の別荘まで10kmというところで左に曲がり
2km走ったところでホワイトアウトに遭いました。
上は別荘近くの写真で、
赤丸は道の境目に白と赤色のポールが立っているのですが、
ホワイトアウトはそれが全く見えない状態です。
停まって立ち往生してしまうと、
後続車に迷惑をかけるので必死で走り続けるしかありません。
ついに左側の雪壁に接触し、削られた雪が正面ガラスにバラバラとぶつかってきた時には
生きた心地がしませんでした。
その時の写真はドライブレコーダーを見てもありませんので
お見せできませんが、10メートル先が見えないホワイトアウトに遭いながらも
無事に別荘についたことに、神に感謝でした。