あなたは自分の不幸を嘆き悲しむ。

だがほかの人たちも同じ感情を味わっていることを思い出したならば、

自分の苦痛にあまり愚痴を漏らさなくなるだろう。

(女子パウロ会刊「トルストイ ことばの日めくり」より)


風太郎は、自分に不幸な出来事が起こると
「なぜ自分だけがこんな目に遭わなければならないの」と、
世界中の不幸を背負ってしまったような気持ちになることがります。


そのような気持ちで、もっと不幸な目に遭っている人たちに出会うと
自分はまだ恵まれている、と諭されます。


だから分かち合いの気持ちが生まれるのかもしれません。