「われわれは、この世において、死ぬはずのものである」

と覚悟しよう。

このことわりを他の人々は知っていない。

しかし人々が、

このことわりを知れば、争いは静まる。

そして人生についての生き方が問われるのである。

共伸出版 吉田良夫著「仏教仏陀のことばより」


この世において、死ぬはずのもの、ということは死後の世界がある、

ということだ。

この事実を、漠然と分かっていても、

まぎれもない事実として受け止めている人が少ない。

莫大な資金力で、破壊力抜群の兵器を調達し殺しあわなくても

時が経てば相手も、自分も死ぬ。


この世の命は儚い。

それならば、手を取り合って生きていく方がいい。

と風太郎は解釈しました。