道端に水仙が咲いている。水仙に道を問うても、水仙は道を教えることは出来ない。
だが、無言のうちに水仙は立派な道を教えてくれる……美しい花を
自然そのままに咲かせながら……。
春がきた どこにきた?
やまに さとに 野に そして 私の心にもきた
花が咲く どこに咲く?
やまに さとに 野に そして 私の心にも咲く
鳥が鳴く どこで鳴く?
やまに さとに 野に そして 私の心にも鳴く!
でも、皆さん、それがためにかかせない条件がある。それは生命、命の中心を開くことである。
中心がないとぐらつき、こだわり、そして、迷いと悩みが出てくる。

ドン・ボスコ社刊「落ち葉」より


「春」と聞いただけで心は踊る。
まぎ
れもない新しい命の復活。

冬という暗く長いトンネルからの出口の光が見え、

「たましい」が活気づく。


我家の水仙は2か月後に、ニコリと微笑みを見せてくれるでしょう