心からへりくだるようにしなさい。
末席に着こうとするときには、
心からそれを望むようにしなさい。
ドン・ボスコ社刊「聖フランシスコ・サレジオのすすめ」より

またまた風太郎の痛いところをつく「訓戒」。
風太郎は、宴席や催し物で招かれると本心とは違う行動を起こす。
それは末席に着くことである。
末席に着くと
「なんでこんな出入りが激しく落ち着かない席に座らなければいけないんだ。
早く風太郎の存在に気がついて上席に案内してくれないかな」
ときょろきょろと関係者に目を向ける。
最上席に案内されると固辞しながらも「やったー!」と案内人についていく。

まことに卑しい風太郎なのだ。